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音楽と日常

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gakuSound 郷田 宏

gakuSound、郷田 宏。名古屋の某大型レコード店で11年間バイヤー。そして、イベント責任者だった経験と知識を活かし、数々のアーティストをサポートしています。何か音楽活動で前に進めない時はどうぞご相談下さい。

2017.3.14

FAT WRECK CHORDSと過ごした青春時代/gakuSound 郷田 宏

皆さんこんにちわ。

さて、また間が空いてしまって申し訳ないです。
アーティストでは無い僕は公式のこの様な場で何を書いたら良いんだろうと考え過ぎていたら
こんなに時間が経ってしまっていました。

意外と読んでくれている方もいるので、個人的な音楽ネタを気軽に感情的に斜に構えず
これからは書いて行こうと思います。

先日今池シネマテークに映画「A FAT WRECK」を観に行って来ました。
この映画はアメリカのPUNKレーベル、FAT WRECK CHORDSのドキュメンタリー映画なんですが、
色々感慨深かったのでWRECK CHORDSと過ごした青春時代について書きたいと思います。

FAT WRECK CHORDSからリリースされた主なバンドは
●NOFX
●NO USE FOR A NAME
●LAGWAGON
●SNUFF
●Hi-STANDARD
●Me First and the Gimme Gimmes

などなど90年代、00年代のメロコアを代表するバンドばかりで、日本のハイスタの海外盤も
リリースされています。

90年代の日本で爆発的にメロコアブームのキッカケとなったレーベルなわけです。
因みにメロコアはメロディックハードコアの略で、
日本独自の呼称でアメリカで言っても通じないと言われてますが実際どうなんでしょう。

それまでのPUNKと言ったら、明らかにPUNKと解るファッションに身を包んだ人が多かったのが、
このメロコアブームでは普通のお兄ちゃんがTシャツに短パンの様な普段着でライブハウスに上がった
のも大きな変化でした。

日本のバンドでも英語で歌うのが当たり前で、日本語で歌うとセルアウトだと言われまくってた時代でした。
00年代の青春パンクブーム(MONGOL800,GOING STEADYなど)からその流れは大きく変わっていき
現在の流れになっていきます。

さてさて、そんなメロコアブームのど真ん中世代の僕(33歳)にとってこのFAT WRECK HORDSは青春
そのものなわけです。
一応一部ではありますが、動画を添付しておきます。

NOFX(FAT WRECK CHORDSの主催のFat Mikeがボーカルを務める)

NO USE FOR A NAME(哀愁を感じるサウンドが特徴)

LAGWAGON(FATが初めて契約を結んだ代表バンド)

SNUFF(初期のサウンドは本当にその後のシーンを変えました)

Me First And The Gimme Gimmes (FATオールスターメンバーによるカバーバンド)

僕がFATのリリースの中で一番思い入れがある作品がこれ
Various Artists/Short Music for Short People

なんと全101バンド収録されてます(笑)
各バンド30秒の曲をテーマにした曲が収録されていて、
ハイスタもここでしか聴けない曲が入ってます。

当時学生でお金も無かった僕は2時間分のバイト代を握りしめて
このCDを近所のCDショップで購入して毎日聴いては、
「あっこの曲カッコ良い!!なんてバンドだろ?」
と何度もCDの裏表紙を繰り返し確認していたあの頃を思い出します。
今みたいにネットが普及していなかったので新しい音楽に触れるのには
沢山のバンドが収録されているこのCDみたいなオムニバス作品だったり、好きなアーティストの歌詞カードの
最後に書いてある、Special Thanks欄(対バンしたり繋がりのあるバンドが載っている)だったわけです。

今回アラサーの既婚男子3人でこの映画を見に行ったんですが、やはり当時の事を凄く思い出して楽しかったなー。

メロコアとかのファンをKIDSと呼ぶけど、10代の頃のあのメチャクチャな熱量や無敵感を無くさずに
いつまでもどんな事にも好奇心、探求心を持ち続けたいものですね。

大事な事は忘れずに、大切な物は無くさずにいたいものです。
この曲を全てのオールドキッズへ

今回はこんな感じで終わります。

読んでくれてありがとうございました。

それではまた。

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