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COLUMN シーンの中にいる人たちの言葉

バンマネ!

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ライブハウスの客 くーちゃん

音楽が好き!ライブハウスが好き!バンドが好き!だから私に“マネージャー”させてください!音楽評論家じゃないので解説はできないし、ライブを楽しみたいので詳細なライブレポもムリです。私が書きたいのは、“ライブその日”をつくった人の姿。バンドマンはもちろん、イベンターさんやスタッフさんなどライブハウス周辺の人たちをお伝えしたい。東海圏のライブハウスやバンドマンをより盛り上げるというTRACKsのお役に少しでも立てるよう、読んでくれた人を「ライブハウス行きたい!」ってムズムズさせることが目標です。

2017.4.14

危ない男の人、好きでしょみんな!/ライブハウスの客 くーちゃん

大人の男の人の力強さと、色気と、怖さ。
格好つけてないのにめちゃめちゃ格好いい…!!
危うい魅力に、ライブハウス全体が包まれました。

今回は、金沢のラスティックバンド、Mt.Paiot’s(マウンテンパイオッツ※以下、「パイオッツ」)を観るために福井CHOP行った話をしますね。

昨年10月、「ライブ行くよ」宣言コラム書いたの覚えてくれてる人いるでしょうか?
(これね→http://tracks-live.com/column/kuuchan-9/

その直後10/22名古屋でのライブも、それはそれは最高でした。
7/20に発売されたアルバム『We are…』を聴いて楽しみに待ってた人たちの熱気で、新栄RAD SEVENが暑苦しく盛り上がってましたよ!楽しすぎて忘れられない日!
改めてパイオッツの魅力にハマッた私は、4/15ツアーファイナルに行くと決めて(今週末!コラム最後に案内しますね)、でもその前にもう一度みたいなーと思い福井まで行ってきたわけです。人生初でした、福井。
名古屋から電車一本で行けるんですね。直通バスもある。交通費は名古屋-東京間の半分くらい。ホテル代も名古屋や東京より断然安い。
前回のライブから仕事に追われ追われて、なんなら追い越されて、私が仕事追いかけてるみたいな時間を過ごしていたので(だからコラム空いちゃったのです…)、休める日はつい会社に行ってしまうことのない距離まで旅立ちたい!(病んでないです)

そんなわけで特急しらさぎに乗って福井へ。バスの方がよかったかなー安いし寝過ごす心配ないしー、なんて今さらなこと考えてるうちにうとうと寝ちゃって……あっという間に福井到着。
駅前のホテルにチェックインして、福井名物のソースカツ丼を食べて、
いざライブハウス福井CHOPへ!

歩いてる途中、住宅街や工場しかないから「道間違えてないかな…」と若干不安を覚えつつ(笑)、辿りつきました。

なんだか倉庫みたいなとこ!
中に入るとこんな感じ。

広い!
天井高い!
金網ある…!

お客さんぎゅうぎゅう詰めの日だったら、下手したら金網越しにライブ観ることになるのね。実際、人気アイドルのライブでは金網越しどころか声しか聞こえない位置で、さらに酸欠になるほどだったとか(マンドリン翔さん談)。

地元の気に入ったライブハウスに通うのもいいけど、こうして小旅行がてら遠出してみるのもいいものですね。いろんなライブハウス見るのおもしろい。

ちなみに普段はこんな感じらしいですよ。
ビリヤード台があってアメリカンな雰囲気!

この日は7バンドも出たので、初めてのバンドいっぱい観ました。
パイオッツと同じく金沢のバンドträumend、Vo.リョウさんはなんとマンドリン翔さんの弟らしいんだけど、なぜかアコーディオンのナオトくんに激似だったのは驚いたなー。あとね、京都のバンドSHABAのドラムの女の子が、めちゃめちゃかわいかった!シンガーソングライターのYUIに似てんだよ。福井のインストバンドekeseteneもよかった。あんなドラム初めて聴いた。ものすごく自由で、ハッとするかっこよさ。だいぶ酔っぱらっていたのか言動も自由すぎて(「次なんだっけ?」ってステージ上で普通に会話してるとか…笑)、ライブ終わるときに「本当にすいませんでした!」って言うバンドは初めてでした(笑)。

そしてついにトリ、パイオッツ!

Mt.Paiot’s(マウンテンパイオッツ)
(写真左→右)
翔:Mandolin / Cho
KOSSY:Vo. / Wood Bass
MACCHANG:Drums
OKKUN:Vo. / 5-String Banjo
NAOTO:Accordion / Cho
SHIGE:Guitar / Cho

名古屋みたいにドッカーンって暴れまくる感じとは違ったけど(すごかったのですよ、名古屋の盛り上がり)、みんな「待ってました!」って感じで楽しんでたし、むしろ演奏は迫力増してた!聴き惚れた!

これって、女の人には絶対に出せないかっこよさだなー。
だからね、コラム冒頭でこう書いたの。

大人の男の人の力強さと、色気と、怖さ。

危うい魅力に、ライブハウス全体が包まれてたんです!
ガチャガチャ暴れて楽しい感じじゃなくて、「ガッツリたぎる」感じ!
書いてる私は女だけど、男の人のファン多いんだよね。女子の目がハートになるアイドル的なポップさは皆無、そこがいいんです。だからライブ中は、私も男になりたいって本気で思っちゃう。

ライブ観る度にね、演奏に凄み利いてきてるんですよ。
前回はなかった音やコーラスが増えてるし、音一つひとつのスピード感が増してるの(演奏が速いという意味でなく)。熟成が進むの早くないですか!?

メンバーも時折、楽しさがこみ上げてきちゃう、みたいに笑ってたのが印象的でした。

そんなわけで。
この日はおっくん(さらに「さん」付けするのは不自然なのでこう呼ばせてもらいます)とコッシ―さんにお話伺うことできたので、ご紹介しますね。

まずはバンジョーおっくん!
転換中とはいえ爆音鳴り響くDJの中、物販のとこで声張って話してきました(笑)。

――前回は、コラム書かせていただきありがとうございました!バンド名について、名古屋ライブのときMCで若者たちに注意してましたね。これからバンドを始める若者たちはバンド名を夜中の悪ノリで決めないように、って(笑)。マウンテンパイオッツは誰の発案だったんですか?

「コッシーだね。完全に、夜中の悪ノリ。ほんとあれは失敗やね(笑)。」

――インパクトあってよいのではないでしょうか(笑)。こないだライブハウスの前で「パイオッツがさ~」って話してる男の子たちいて、バンドの話なのかエロ話なのかわかんなくてちょっと笑いましたけど。パイオッツは、そもそもどのようにスタートしたんですか?

「僕とコッシ―が中学の同級生で。ずっと普通に友達だったんだけど、22歳のときに、何か始めない?バンドやろうか、っていう話になって。そのバンドはすぐ解散したんだけど、2人でまた新しいメンバー集めてやろう、ということになったのがパイオッツだね。『ラスティックの夜明け/和製ラスティック・バンド集』とか海外のラスティックバンドをよく聴いてたから、新しいバンドはラスティックにしよう、と。そこでバンジョーを買って練習始めたんだ。」

――そこからメンバーチェンジを経て、今の6人になったのですね。昨年7月に出たアルバム『We are…』、ものすごく良く聴いてます!好きな曲だらけです!

「ありがとう。このアルバム、実際はセカンドだけど、ファーストのつもりでつくったんだ。実際のファーストアルバムは、今のメンバーと違うからね。何度もライブしてきた今のメンバーで出したかった。あと、捨て曲なしのアルバムにしたかったんだ。何度かアルバム聴いてるとさ、飛ばす曲ってあるじゃん。それがないアルバム、最初から最後まで通して聴きたいアルバムにしたかった。」

――まさにそんなアルバムです!飛ばしたい曲なんてないし、最後まで聴きたくなるし、毎回最初から聴きたいですもん。iPodの再生回数トップなんじゃないかってくらい聴いてます。あと、みんな仲良いですよね。最年長のおっくんとコッシ―さんが40歳、最年少のナオトくんが30歳、と歳の差ありますけど。

「そうだね、仲良いね。今がベストメンバーだと思ってる。誰が抜けてもだめ。前のメンバーも良かったけどね。」

――(おっくんって本当に良い人だなぁとしみじみしながら)あの、ついに4/15ツアーファイナルですが、そのあともライブありますか?

「うん、5月以降もいくつか決まってるよ。」

――よかったです!また絶対に観に行きます。ちなみにツアーファイナルは金沢ですよね。名古屋とか遠方から行く人は、泊まりも多いと思うんです。せっかくだからライブ翌日も有意義に楽しみたいなぁ、と。観光スポットとしてよく知られてるのは、金沢21世紀美術館とか近江町市場とかあると思うのですが、地元人だからこそおすすめしたいとこを教えてもらえませんか?

「北陸に来たら、やっぱり美味しい海鮮を食べてほしいよね。近江町市場もいいけど、回転寿司でも十分美味しいよ。『すし食いねぇ!』がおすすめかな。」

――ありがとうございます!いいですね、お寿司。今すぐ行きたいです…(ライブ観ておなかすいてきた)。金沢行く楽しみが増えました。ツアーファイナル楽しみにしてますね。

ちゃんと話したの初めてで緊張したけど、おっくん本当に良い人だったなぁ!
おっくんが笑ってくれるとすごく嬉しくなっちゃう。こんな人がお兄ちゃんだったらみんなに自慢するなー。ステージでも超かっこいいし!真ん中に堂々と立ってる姿がたまらないのです。おっくん人気が高いのわかる!

さて次は、リーダーでウッドベースのコッシ―さん!
コッシーさんともちゃんと話すのは初めてだったのでドキドキしながら近づいていきました。「名古屋から来てくれたの!ありがとう」と言ってくれたので少し緊張がほどけました。覚えてくれてたの嬉しいー。

――先ほどおっくんに聞いたんですが、バンド名はコッシ―さんがつけたそうですね(笑)。

「あー(笑)。夜中の悪ノリで、ラスティックっぽい名前をみんなで言っていこうってことになって。マウンテンってラスティックっぽくない?ってまず言ったかな。」

――マウンテン、確かにラスティック感ありますね(笑)。みんなに愛されてる名前の由来が聞けてよかったです!ついに次回のライブはツアーファイナルですが、特別な意気込みはありますか?

「そうだね、ツアーファイナルはこれまでの集大成だから、やっぱり特別だよね。でも、いつも通りやるだけかな。やることをやる。」

――やることをやる、ですか。かっこいい…(コッシ―さん男らしいなぁと見惚れてしまう)。

「バンド続けること自体が大変だからね。メンバーほとんど結婚してて家庭もあるから、生活するだけで忙しい。」

――普段の生活も忙しい中、こうしてライブ続けてくれるから私たち客は幸せだなって思います。ツアーファイナルめちゃめちゃ楽しみにしてます!

「その日は対バンもすごいからね。THE RODEOS、ロス・ランチェロス、HOBBLEDEES、あと金沢のバンドMR.BUNNY GIRLが出てくれる。」

――ほんとですよ!対バンも大好きなバンドいっぱいで豪華すぎます!この日が楽しみすぎて、聞くだけでそわそわしちゃうくらい。必ず行きますね!

「うん、ありがとう!」

コッシ―さん、なんて男らしい人なんだろう…。
ちなみに私、コッシ―さん作曲でメインボーカルとる『CALLING』って曲がたまらなく好きです。ライブで聴くとグイッて胸の奥つかまれたみたいになって泣きそうになる。この曲でむせび泣く男の人は、きっと心温かい良い人だ!

さて。まだメンバー4人いますからね。インタビューしてないけど書きたいことはあるんです!

ドラムのまっちゃん(おっくんと同様、さらに「さん」付けするのも不自然なのでこう呼ばせてもらいます)。
この日は出演したバンドすべて、同じドラムセットを叩いていたのですが、みんなそれぞれ音が違うのですね。ほんとに同じドラム!?と思うほど。まっちゃんのドラムは確実すぎるくらい頼りがいあって、ものすごい安定感。例えがおかしいかもだけど、温風が床を這って部屋全体を温めるエアコンあるじゃないですか。あのイメージみたいに、音が地を這ってライブハウス全体をパイオッツ空間にする感じ。プロってこういうことなんだな!って思い知らされます。
あとね、オトナかっこいい。まっちゃんの笑顔を受けたらふにゃぁ、ってなっちゃう女子多いと思う。

ギターのシゲさん。
ちょっと前に、「女子の目がハートになるアイドル的なポップさは皆無」と書きましたが、シゲさんに関しては目がハートになる女子多いはず。ストレートに言うと、イケメンなのです。ギターをかき鳴らしたり叫ぶようなコーラスもしてたりするのに、どうしてこうもスマートなんでしょう…。私は密かに「ラスティック界の福山雅治」って呼んでるからね。なんなら声もちょっと似てるからね。
あとシゲさんは、「オクノシゲヒコ」名義でソロ活動もしています。実は私、パイオッツより先にそっちのライブ観たことあるのよね。そのときはサポートメンバーでアコーディオンのナオトくんも来てたなぁ。きっとまたソロでも名古屋来てくれるはず!そしたらまたコラムかTwitterでおしらせしますね。パイオッツとは違う魅力のシゲさんが観れますよ。

そして、マンドリンの翔さん。
翔さんとは、この日けっこう長く話したのですが、実はバンドの話してない……迂闊だった。
翔さんも私も同じアイドルが好きでね、あの、ずっとBiSHの話してました。この日だけじゃなくて、これまでに翔さんと話した内容合わせても、10割弱がアイドル話かも。
だってこの日はさ、
私「もうすぐツアーファイナルですね」翔さん「あ、4月さ、金沢でBiSHあるから行くよ」私「ツアーファイナルの翌週ですよね(笑)。私はその翌日の岐阜行きますよ」翔さん「チェキ撮る?」私「誰と撮ろうか迷ってて。翔さんは?誰推しなんでしたっけ…」翔さん「(被せ気味に)チッチ。断然チッチだね。あ、でも最近リンリンもきてるね」私「(興奮)それわかる!新曲のリンリンパートが泣けるったら…」
……
なんて会話になっちゃうんだもん。始めは一応バンドの話ふってたでしょ、私(言い訳)。この会話でおもしろかったから満足しちゃった。
これで翔さんの話を終わるのは心苦しいので、コッシ―さんとお話ししたときのことを。
「翔は天才肌。独流であれだから、真似しようとしても無理」
と絶賛されてました。
アイドルオタクだってことばらした後であれですが、マンドリンを低くかまえてかき鳴らすとか、抱えこんで奏でる鋭くも繊細なトレモロとか、ライブハウスで観たら「ふあぁ~~~」って目見開きますよ。格好良いのです、翔さん。

最後、アコーディオンのナオトくん。
見た目は一番ハードですが、実は一番話しやすい人です。アコーディオンって8kg以上あるらしくて、人によっては「ライブが長時間になると一番大変な楽器」と言いますが、それを振り回してます(笑)。力持ちだなぁ。前回のコラムでも紹介したようにパンクスピリッツを持ったパイオッツ、そこを一番わかりやすく盛り上げてるのがナオトくんなんじゃないかなと思います。哀愁漂う美しい旋律を奏でたり、打楽器みたいに激しく派手に弾いて客のテンションをガツンと上げたり。つい目が釘付けになっちゃう魅力持った人!
ちなみにナオトくん、2011年に加入する前はパイオッツのファンだったそうです。前任のアコーディオンが抜けるとなったときに「半年後にスタジオね」ってアコーディオンを渡されたんだとか。鍵盤楽器は初めてだったと言うから、スーパー器用、もしくは、ハンパない集中力を持った人なんだろうなぁ。
あとナオトくんは、満作ジプシーオルケスタというバンドのメンバーでもあって、そのバンドも私大好きです。パイオッツとは全く違う音楽ですが、こちらもおすすめですよ。

さて。
パイオッツのツアーファイナルは、今週末4/15(土)!
「金沢行ったことない。遠いんじゃないの?」という人もご安心を。福井同様、名古屋から電車一本、もしくは直通バスで行けちゃいます。車でもぜんぜん行けちゃう距離だしね。海鮮美味しいし、見て楽しむ観光地もいっぱいだから、旅行もできちゃってお得!

ではでは、金沢でお会いできる人、一緒に楽しみましょー!

今回のご紹介アーティスト

Mt.Paiot’s(マウンテンパイオッツ)
http://www.geocities.jp/mt_paiot_s/
Twitter @MtPaiots
Facebook https://www.facebook.com/MtPaiots
Instagram mtpaiots_official

▼Mt.Paiot’s今後のライブスケジュール▼

4/15(土)金沢vanvanV4
Mt.Paiot's 2nd Full Album『We are...』Release Tour!!FINAL!!
OPEN 18:30/START 19:00
Mt.Paiot's
LOS RANCHEROS(東京)
HOBBLEDEES(長野)
THE RODEOS(東京)
M☆B
東北ライブハウス大作戦
石巻へい輪プロジェクト

チケット予約受付中(Twitter、Facebookでも受付中)
MAIL : mt.paiots@gmail.com

★その後のライブ日程は、ホームページや各種SNSで随時更新!

ライブハウスの客 くーちゃんのTwitter@Kuu_sideB

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