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COLUMN シーンの中にいる人たちの言葉

雑居ビルの4Fから

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HIDE(mode-rato/green edge)ときどきDJ

デザイン事務所&ロックショップ「mode-rato」経営。ロックブランド「green edge」デザイナー。元ウッドベース弾きでそういう感じの音楽が好きな人間です。現在はDJとしてもジャンルレスに活動中。

2017.4.25

1年前のインタビューですが丁度ワンマンもあるのでいいかなと・・・/HIDE(mode-rato/green edge)ときどきDJ

(インタビュー時/2016年4月)

-バンドのルーツは?

MAR(Vo)ー今から15年くらい前に地元岐阜で僕を中心に結成したんですけど、その頃メロコアとかパンクとかが岐阜の街でも主流で、僕も好きだった中で何か違うものは無いか色々と探ってる中で、ホント単純なきっかけでその当時好きだったのがランシドやバックヤードベイビーズのリアルタイムなパンクロックとかロックンロールだったんで、こんなバンドやりたいなって思ったのが最初ですね。だから最初は他と違う事をやりたいなって言う感じでしたね。

ーやってるシーンとかもちょっと違うもんね、なんかドパンクって感じでもないしね。

MAR(Vo)ーまーそうですね。出てたイベントとかはそういうのばかりだったから、僕ら的には何の偏見も無いし、元々パンクも好きだしロックも好きなんですけど。じゃーこのテイストの集まりで何かイベントやろうって言うのもなんか難しいですし、全国的にも少ない雰囲気ですしね。
まっ、そんな感じでうちの最初のオリジナルメンバーがあって、それからメンバーが抜けて新しくやろうって時に、ギターのHEROを。HEROは名古屋でバンドをやっていて。元々親交があったんですが、ちょうどギター弾いてない時で、僕らもメンバー入れ替えの時だったんので、元々ブロセルズはツインギターの形式で、僕もちょうどその時にピンのボーカルやってみてーなって思ってて。このタイミングでこのギターリストだったらいいなって思って誘ってOKもらって、HEROが入って5人メンバーにって感じですね。


ーHEROくんが今2番目に古いの?

HERO(Gu)ー2008年位だから8、9年くらいかな?初期のブロセルズってのは最初、僕は見てた側だから。よく見てたし、自分のバンドがあった時は一緒にツアーでライブやったりとか。だから元々のバンドの形は知ってたし、自分の好きなルーツに噛んでくるバンドだからかっこいいなってのは思ってたけどね。

MAR(Vo)ー僕もずっと見てたから、どうゆうギタリストか知っていて。前のギタリストは土臭いロックンローラーって言うイメージがあって、もう一人ここにどっちかって言うと違う毒々しい、ケバケバしいギターを。その2本柱を置けたら自分はギターを置いて歌に専念出来るかなってイメージする事があって。それでHEROしかいないなって思って。そこからは早かったですね。

ーそっからベース・ドラムも入れかわったの?

MAR(Vo)ー地元でバンドやってたり、うちの前のギタリストと繋がりがあったり。共通してロックが好きで、メタルが好きで、パンクが好きでってほんと柔軟な耳を持ってるってところがブロセルズ入った時にスムーズにやれたって感じですね。

ーじゃそれぞれ方向性があってってことなの?

MAR(Vo)ー元からブロセルズを各々で知っていてくれたので入る時にどんなバンドだろってのも、やる音楽性もわかってたんじゃないかなって思うんで。
だから早かったですよ。入ってからすぐライブやったり。

ーゼロからじゃないもんね。

MAR(Vo)ーそうですね。

HERO(Gu)ーだから、割とうちらのルーツとなってる音楽を好きな人が集まってるから違和感が無いというか。ただ、実際にやった時に思ってたのと違う部分ってのは僕はあったけど。こんな事もあるんだって。ステージで見てた時と違う部分はいくつかあったし。けど、それはやっていって無くなった。KENちゃんもKOHEIもやってみて自分で思ってるとこと違う部分はあったんじゃないかなー?

MAR(Vo)ーそんな感じが立ち上がりと現在です。

ーバンドを一言で言うとどんな感じなの?

MAR(Vo)ー最近で言うと、ハイブリット性はすごくあるんで、爆走ロックって言うとガレージ色もあるんですけど、それだけの幅じゃないって言うか、根本的に激しい曲もあって、でもしっとりしてる曲もあって、バラードとかもちゃんと歌えるバンドってかっこいいなっていうのがあって、そういうところで言えばカテゴライズってほんと難しいんですけど。じゃーそれをなんか言うっていう時には、爆走ロックンロールって言ってるんですけど、あんまりそこに、ハードロックっぽくやりたいねとか、そういう観点は今は全然無くて、ミクスチャーですね。


ー全員笑い

HERO(Gu)ーでもホントそうだしね、まぁ激しいロックバンドってとこかな(笑)。

ー日本詞とかも前のアルバムから頻繁にはいってるもんね。

MAR(Vo)ー2ndの時から日本語やりはじめて、それも自分たちの意識の変化ってのがあって。ライブハウスでガーってやってるのはもちろん今でも継続してるってのはあるんですけど、やっぱ言葉をボーカリストとして単純に伝えたい、もし伝わらなくてもCD買った時に歌詞読んでこういう事思ってたんだって。同じ日本人としてわかってくれる喜びとかも少し感じる事があって、それからですね。日本語とかもちゃんとやってみようと思ったのは。

ー曲とかは誰が作るの?

MAR(Vo)ー作り方もいろいろあるんですが基本的には全員で最終的に転がしてやるて感じですけど。元素としてはHEROか僕が持ってきてやるってのはあって、HEROで言えばギターのリフから作った物に歌をはめ込んでそこから組み立ててくってのもあれば、僕の場合だとアコギとかでコードとメロディーだけ作ったやつに肉付けしていくって感じですかね。だから完全に最初から最後まで自分の曲ですってのはないのかもしれないです。どこかしらをそれぞれが作ってる感じです。
よくあるじゃないですか、みんなMTRで作った曲をこの通りにやってってのは1回もやったことないし、出来ないんで。やっぱそれぞれの個性をある程度、骨組みもできて無い状態でメンバーに投げた方が、逆にこういう返しが出来たかって物の方が楽しいんで。

ーでもズレみたいなのって出ないの?

HERO(Gu)ーなんだろ、物によって。これだけは、ここだけは、って押し通すって部分は残しといて全部が全部ぶっ壊してって感じでもなくて。最終的には違う物になっちゃう事もあるけど。
基本的にさらっと出来るやつとかもある、そういうのがいくつもあるし。

MAR(Vo)ー曲作りに対してKENちゃんとKOHEIはどう?

KEN(Ba)ーまー2人が持って来るものがあまりにかっこいいんで・・・
増幅させる事しか考えてないですけどね。

MAR(Vo)&HERO(Gu)ーまーな。いた仕方ないな~。(笑)

ー全員(笑)

MAR(Vo)ーまーそんな感じですよ。だから凄く早いですよ曲出来るの。

ーどれ位で出来るの?

HERO(Gu)ー物によりけりだけど、ダメな奴はどんだけ転がしてもダメで出来ないし。

MAR(Vo)ーイントロからアウトロに出来上がるまでが早いよね。
そこからやるかやらないかを決めるのは何回も転がすからあれですけど
骨組みができあがるのはトントントンって早いよね。
基本、僕らどちらかって言うとスタジオ好きで、曲作り好きで、レコーディング好きでっていう感じなんで。
僕に限ってはけっこう飽き性なんで、次から次にどんどん曲作ろうって感じみたいな。

HERO(Gu)ーそういう感じになると早いよねー。何かネタある、ネタあるー?みたいな感じで。曲作りましょうってなるとパパパパっと弾いてやってみてさ。これやってみよっか、あれやってみよっかって。降りてこないときは全く降りてこないけどー。

ーなんかブロセルズの曲みたいな方向性ってあるの?

MAR(Vo)ー曲によってそれはイメージとする物は最初に伝えたりしますね。
モータヘッドっぽくとかフーファイターズみたいにとか、そういうのは伝えるしこういう感じどう?とかは言うけど。

ーやってる途中でぽくないなとかあるの?

MAR(Vo)ーそれは出ますよ。やりすぎたなとか。クソって思うのは調整しますし、逆にこれ一回やってみようよってのもあって。ライブの常連曲になってるってのもあるし。

MAR(Vo)ーブロセルズっぽいのってなんかある?

HERO(Gu)ー以前とは変わっちゃってるって部分があると言うか、自分がお客さんで見てた時と比べると。1stの時の曲で言うとMARはやって来てるけど、俺で言うとそこの部分は触れて無いからさ、バンドに入ってから一緒にやってる曲から若干カラーが変わってるって思う。モダンでごっつい物をやれるように持って行ってる所とか。その自分たちの好きな軽快なロックンロールとか基軸はブレてないけど、曲でそれぞれのキャラが変わったかなとかは思う。だからブロセルズぽいって言ったら全部そうだとも思えるし。

MAR(Vo)ー良くも悪くも爽やかなのをやってもブロセルズぽさってのは出るんだろうなと思うけどね。


HERO(Gu)ー多分MARが歌えばブロセルズぽくなると言うか、色になるって感じだと思うけど。MARの声って独特な部分があって似たような声が居ないかなと思うから。良いか悪いかはわからないけど、癖がある人の方が耳に残ると言うか。それで楽曲がヘビーであろうとポップであろうとMARが歌えばブロセルズぽくなるんだろうと思うけどね。
楽曲でいうとメンバー皆、色んなの聴くし、色んな事を出来ちゃうバンドだから、あえて抑え込んで振れ幅を少なくしてやってる部分はあると思うけどね。

ーベース・ドラムとかは曲作りとかで気をつけてる所ある?

KEN(Ba)ー最近のモダンな音楽は聴くようにはしてるんですけど、やっぱりHEROさんが弾くギターはハードロックだしMARさんが歌う歌はエモーショナルだし、なんかその絡みの中で今回のアルバムとかでも気をつけてた事はリズムに対してのギターとの絡みを気をつけて考えてます。

ーなるほど、今回のミニアルバムもそういうバランスで作ったのかな?

MAR(Vo)ーリリースは2016年6月29日なので前のアルバムから1年数か月ぶりぐらいのリリースで前作からの流れもありつつ1曲1曲カラーが違う感じでやって、それをさらに突き進めてる感じというか。進化した曲作りをしてます。

HERO(Gu)ー前のアルバムの延長線上と言えば延長上にはあると思うけど、もうちょっとコアになる部分の振り幅を広げてそこを強く、強くして作ってるので仕上がりとしては良い感じになってる。

MAR(Vo)ー今回のテーマは「遊び心と中毒性」。そこをもっと磨いていこうと思って。それによってオンリーワンになれるんじゃないかなと思って。さらにそれをマイノリティーに伝えるのではなくて大衆性が出たらっていう気持ちがあり、そいういう形でやっていくと幅も広がると思うし。やりたいことをどんどんやってく遊び心と、聞き手によっては最初なんだかわからなかったブロセルズっていうものが聴けば聴くほど、いいじゃんいいじゃんってなるような中毒性が出せればという形で作ってます。

ー俺も最初よくわからんかったけど聴けば聴くほどハマって言った感じはあるよ。(笑)
今回のアルバムのタイトルは?

MAR(Vo)ー”Across 15th street”ていう名前で、命名したのはHEROなんでよろしく!

HERO(Gu)ーバンド自体の15年てことで「15th 」で、その一年一年が道だとして例えたら15本の道がありましたと。「Across」はその道がそれぞれが交差したり横切ったりして今のブロセルズっていう形になってきたんですよ的な。で、その道ってのを「STREET」に例えてみたり、他にもだけど、例えばファッションもそうだし、まんまアメリカとかのストリートもそうだし、音楽だけでなく色んなものが生み出されているのってストリートからだったりするものもあるじゃん?そういう色んな意味を15年とかけて作ったタイトルになってる。

MAR(Vo)ーかといって15周年記念盤とかでは全くなくて、自分たちのフィフティーンっていう響きと15年っていうのがなんか良いなと思って。

HERO(Gu)ー今回収録された6曲も本当に今までの蓄積というか経験値によって出来上がってるのでこのタイトルで合うのかなって思ってる部分があって。これまでの120%を突っ込んでる感じに仕上がってるので。

ーじゃあ15周年てわけではなくて、これからの延長線上にあるアルバムって事かな。

MAR(Vo)ーそうですね。

ーレコーディングはどれくらいかかったの?

MAR(Vo)ー20時間くらい?

KEN(Ba)ー3日とミックスでちょっとくらいかなと

MAR(Vo)ー全部合わせても20時時間いってないくらいだから今回は早くできたね。

HERO(Gu)ー前回の時とはまた違うやり方をして時間の使い方は上手くいった感じだね。

MAR(Vo)ーなので短い時間で録ったんで、みんなのポテンシャルとか想いをそのまんま詰め込んだ感じですね。
早いから良いってわけではないですけど、トントントンと行って自分たちが納得しながらできたのが良かったかなと思うね。

ーなるほど!自信ありって感じだね。リリース後に聞くの楽しみにしてるよ。
最後に一言伝えたいことってある?

MAR(Vo)ーロックンロール・パーティー・ラブアンドピース!(笑)
それは置いといて、
僕らがやってる事って古き良き昔の音楽ってことだけではなくて、やっぱり今の音楽、ラウドやエモも僕ら好きで刺激をもらってるし、その中で僕らが解釈してやってるのが僕らブロセルズっていう部分でもあるので、そういう部分で抵抗がなく取っ払って足を踏み入れて貰えばわかってもらえるんじゃないかなと思ってます。
やっぱり自分たちはライブバンドでもあるのでまずはライブに来てもらって、最初はなんだろって思うかもしれないけど、自分が感じたように楽しんでもらえたらと思います。そして一緒に楽しめたらと思うのでまずはライブに遊びに来てみてください。

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インタビューは
2016.06.29 RELEASE「Across 15th street」のリリース前にしたもので
1年くらいたってしまってます。
書くの遅くてすみません。
その間にライブハウス限定SINGLE「Blast it all」が2017.02.11 RELEASEされています。

なので旬な情報ではなく
内容としては古いものになってしまいましたが
ブロセルズを知ってる人も知らない人も
なんとなくどんなバンドかが伝わると思います。
そして、
インタビュー時にリリースした
「Across 15th street」のツアーファイナルのワンマンライブが
近々あります。
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2017.06.18 [Sun]
THE BROTHELS “15 / Fifteen Tour 2017” Final Show
名古屋上前津 CLUB ZION
開場 : 19:00/ 開演 : 19:30
前売 : ¥2,500/ 当日 : ¥3,000/ DRINK :¥600

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彼らが言うように
まずはライブにいって楽しみながら彼らを感じてもらえたらと思ったりします。
知らない人も楽しめると僕は思いますので
是非足を運んでみてください。

文・HIDE(mode-rato・green edge)

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