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COLUMN シーンの中にいる人たちの言葉

思春期プラスティネーション

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ライター兼作家 影井公彦

愛知県在住。昼間は会社員、夜はカタカタと小説・シナリオ・レビュー等の文字書きしてる人。90年代ヴィジュアル系のことを語らせると朝までノンストップで話しまくってしまう。現在は音楽をジャンルレスに聴くため、CD棚がえらいことに。

2017.9.15

SHAZNA復活!/影井公彦

ということで、彼らのデビューの時を振り返ろうと思う。
えーと、97年デビューなので、20年前ぎゃああああああああああああ!!!!

取り乱しました。

もう20年経ったとかショックでね。
あ、私は恋する女子高生なので生まれてなかったけど、ほら、お父さんがね(目が泳ぎながら)。

話を戻しまして、彼らのデビューの頃のお話。
彼らが20年前に出した『Melty Love』。
これが大ヒットしました。

Melty Love
インディーズ時代のアルバムにもアレンジ違うMelty Loveがあったり、メジャー1stはまた違うヴァージョンだったりと実は色々あるのです。

今現在『ヴィジュアル系(当時はビジュアル系とも言っていた)』というと、大体のイメージができていますし、メンバーの中に女装している人がいても特に何も思いません。
ですが、当時はIZAM氏の女性っぷりに驚いた一般人が大勢いたのです。(女装してるバンドはその前からいましたが、一般的にはなってませんでした。)

そんな彼らはデビューでいきなり売れたので、多くの番組に引っ張りだこ!
音楽番組をつければ彼らの曲が流れ、芸能番組では一挙手一投足が報道される……なんて事態になってました。
ですが、想像以上に売れてしまったせいか、ヴィジュアル系の固定概念(『女装して歌うんだろ?』『どうせ音はポップなんだろ?』等々の偏見)と多くのアンチを生み出します。
一時期はパンクになることも考えたそうです……。
その後の外部作曲家に頼んでる彼らの曲やゴリゴリのロックな音を出している曲を聴くとパンクに舵を切らなくて本当に良かったと思います。

Piece of Love
シングルverはポップですが、ライブでは意外とヘヴィなんです、この曲。
『AQUA』では浅倉大介が作曲に参加、SHAZNAのポップさを出しました。

彼らが売れたことにより、後に続けとばかりに多くのヴィジュアル系バンドが出てきました。
SHAZNA・FANATIC◇CRISIS・La'chrima Christy・MALICE MIZER
この四バンドは誰が言い始めたのか『ヴィジュアル系四天王』と呼ばれていました。
(ここにMASCHERAを加えるということを、昔聴いてたラジオで言ってましたが、定着はしませんでした。いいバンドなのに……)

そんな彼らがこの20年の節目に復活を遂げたのは喜ばしいことです。
だって、今なら正当な評価ができるから。
勿論、IZAM氏は恐妻家としてのキャラを確立しているので、純粋な評価は少し厳しいかもしれませんが、あの時に偏見の目で見ていた人たちが懐かしむことで聴いてくれれば万々歳です。
特にAOIさんはEins:VierのLUNA氏と結成したR2Y+J(リリィ・ジョーカー)での曲がかっこよかっただけに、これからの活動と作曲に相当期待ができます。
AOIさんはそのバンドでVoやってますからね。
しかもいい声!
是非とも一度チェックを!!

CRAWLER ~special preview~

それでは、また次回!

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