COLUMN シーンの中にいる人たちの言葉

思春期プラスティネーション

c_b_kagaykimihiko

ライター兼作家 影井公彦

愛知県在住。昼間は会社員、夜はカタカタと小説・シナリオ・レビュー等の文字書きしてる人。90年代ヴィジュアル系のことを語らせると朝までノンストップで話しまくってしまう。現在は音楽をジャンルレスに聴くため、CD棚がえらいことに。

2017.3.14

CD棚はサウンドトラックになりえる/影井公彦

今回からコラムを担当することになりました影井公彦(かげい きみひこ)と申します、よろしくお願いします。
中学生の頃に音楽にハマり、そのまま今の歳までCDを買っては聴き、買っては聴きを繰り返していますが、未だにその旅は終わらず、いつもどの時代でもかっこいいアーティストが出てきて、僕のCD棚に入ってきます。

さて、皆様はどんな風に音楽を聴いていますでしょうか?

細かいことなんて考えずに、聴こえてきて楽しかったらそれでOK……なんですよね。
評論を読んだり、あのギターはこーであーで、と分解しながら聴くのもいいのですが、まずは楽しむことが大事ですよね。
僕もそれは一緒です。
聴こえてきて楽しかったらとにかくそのアーティストを追いかける!
年齢も国籍も関係なくとにかく追いかける!
それが楽しいのです。

しかし、音源が増えるにつれて、

「どうしてこれだけ集めたのかね……」
と、思うこともしばしば。

奥様から
「ねえ、これ、どうすんの?床抜けるよ?」
と、言われてそのまま貝にでもなりたいと思いつつ『片づけるよ(棒読み)』と言ってやり過ごしています。

そろそろシバかれる頃合いです。

しかしながら、この疑問に対してあるアーティストの言葉を見て『なるほど!』と思い、自分はその為に音源を買っているのだなと思いました。

そのアーティストの名前は……NINE INCH NAILSのトレント・レズナー氏。

『人生の良かった瞬間を思い出すと必ずその時に好きだった曲があるんだ。もしくは特定の曲を聴くと人生のある時期を思い出すね。それが悪い時期だったりもするんだけど僕にとって音楽は人生のサントラに近いんだ。』

確かに、いいことがあった時、悪いことがあった時、その時々に流れていた曲がありました。
 例えば、じめられて悶々と過ごしていた時期に、ROUAGE(ルアージュ)の『胸に降る雨、胸に咲く花』を聴いて励まされました。

それ以外にも、曲を聴いてふと思い出すことが数多くあります。
ライブに行った時の思い出だったりとか、誰かに恋したことだったり、または昔住んでいた場所の風景だったり……。
それらが曲に宿っています。
日々の喧騒の中で、新しい物や事が秒単位で起こる情報社会の昨今。
少し足を止めてみて、自分のCD棚を見てください。
そして『これ……よく聴いたな』と思った物を聴いて、その時のことを思い出すのも、また楽しいですよ。

ということで、今回はここまで。
それではまた次回。

> この人のコラムをもっと読む
  •  
  •  

▲トップへ戻る