COLUMN シーンの中にいる人たちの言葉

バンマネ!

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ライブハウスの客 くーちゃん

音楽が好き!ライブハウスが好き!バンドが好き!だから私に“マネージャー”させてください!音楽評論家じゃないので解説はできないし、ライブを楽しみたいので詳細なライブレポもムリです。私が書きたいのは、“ライブその日”をつくった人の姿。バンドマンはもちろん、イベンターさんやスタッフさんなどライブハウス周辺の人たちをお伝えしたい。東海圏のライブハウスやバンドマンをより盛り上げるというTRACKsのお役に少しでも立てるよう、読んでくれた人を「ライブハウス行きたい!」ってムズムズさせることが目標です。

2016.8.10

ロデオズ、世界へ。/ライブハウスの客 くーちゃん

「ロデオズをこんなにも好きになっちゃうのは何でかって、CDだけ聴いてたときから相当好きだったんですけど、やっぱりライブがね、すごいんですよね。圧倒される。なんていうか、6人の音がただ合わさった音楽じゃなくて、何か別の巨大なひとつの生き物が6人のうしろから現れて襲ってくるような……そう!例えるなら、ドラゴンボールが揃ってシェンロンが現れたような!」

こんな酔っぱらいの話に「あはは!うん、わかるよー」と頷いてくれたのは、THE RODEOS(ロデオズ)を2年以上撮り続けてきたカメラマンのトモコさん。
ライブハウスで会うと「見つけたー!」と言わんばかりのにこにこ笑顔で話しかけてくれるんです。
トモコさん大好きっ!

まずはトモコさんの紹介をしますね。
ご本人は「私はアマチュアだから」と謙遜しますが、トモコさんが撮るロデオズはめちゃめちゃかっこいい!まだライブを観たことがなかった頃の私は、Facebookにアップされるトモコさんのロデオズ写真を見ては、あー生で聴きたいなー会いたいなーと想いを募らせてたんですから。
でもね、それもそのはずだなって。トモコさんの話を聞いて、私はすごく納得しました。
だってね、
トモコさんはロデオズを撮るためにカメラを手にしたと言うんですから……!
そう、つまり、トモコさんはカメラマンでありながら、きっと誰よりもロデオズのファン。ロデオズをみんなに知ってもらうためにロデオズを撮り続けている、いわば応援団長なんです。

知ったらきっと好きになるから。
知らないなんてもったいないよ!

そんなまっすぐな気持ちが、ロデオズの最高の瞬間を切り取ってるんだなって思います。

それでは、トモコさんの写真とともにTHE RODEOS(ロデオズ)のメンバーを紹介しますね!

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※写真左から順に

菊地太樹 (Vocal&Guitar)
坂本陽平 (E.Guitar&Mandolin&Chorus)
吉津雄太郎 (Drums)
福田益巳 (Accordion)
秋山高徳 (Banjo&Chorus)
北島紘行 (Woodbass&Chorus)

こんなことを始めに言ってしまうのは本来よくないと思ってるんですが……だってロデオズは本当に本当に音楽がかっこいいから……でも言わずにいられない……あのさ……

ロデオズってさ、メンバー全員かっこいーよね!
顔が!!!

好みは人それぞれなので、誰が一番とかはありません。私は密かに、ロデオズはラスティック界の嵐だと思ってます……アコーディオン福田くんが二宮くんにちょっと似てるからということもあるし、そもそもジャニーズよく知らないからイメージだけで言ってるとこありますが。

……はい。
ビジュアル推しはこのへんにしておきます。

とはいえ、私がロデオズを好きになったのは、やっぱり音からでした。ほんとですよ!
だってね、CDのジャケットにメンバーの顔うつってないし、オフィシャルホームページ(このコラムの最後にアドレス載せますね)にあるメンバー紹介写真とかね、見たらわかると思いますが目しか見えてない……ここでメンバー紹介する気ゼロでしょ!と苦笑してしまいます。

私がロデオズのライブを初めて観たのは昨年末のことでした。
前回コラムで書かせていただいたOLEDICKFOGGY(オールディックフォギー)をきっかけにラスティックというジャンルを知った私は、同じレーベルから音源を出しているロデオズを知り、CDを手に入れたが最後、「ちょっと、え、待って、めちゃめちゃかっこいーじゃん!」と即座にハマりCDヘビロテ、全曲歌えるかもというほどに聴き込んでいたのですが。なかなかライブに行くタイミングが合わなくて……。だから、CDを聴いたり、ネット動画を見たり、各種SNSにアップされるトモコさんの写真を見たりしては、悶々としてたんです。
さらに友達のバンドマンも、「ロデオズは曲も演奏も顔もいい!ずるい!」と絶賛するもんだから、悶々悶々……うぁー早くライブ行きたいよぉー!

そんな日々を乗り越え、昨年12/12(土)大須Zion(ザイオン)。
私が生ロデオズに出会った日!

ギリギリまで別の用事があった私は、ロデオズの出番直前にザイオンへ到着しました。ジャケットを脱いで、荷物を置いて、とドタバタしていたら、……あっ!始まっちゃったかも!漏れ聴こえる音に反応して心臓はバクバク波打ち、急いで階段を駆け下りて、ドアを開けて……

ライブハウスの空間まるごと、ロデオズの音楽に支配されてる。

そんな感覚に包まれました。

一瞬も途切れることなく音がうねり襲ってきてじっとしてられない!
大きく大きく膨らませていた期待を遥かに超えるライブを目の前に突きつけられて、それはもう直滑降に落ちちゃいました。ロデオズワールドに。

まずはボーカル太樹くんに釘づけになるんですが、みなさんもさっき写真見ましたよね?あんなに優しい目で笑う甘い顔をしているのに、そして体はあんなにも細いのに、声は骨太でセクシーなんです。アコースティックギターを力強く、キレ味抜群にかき鳴らす太樹くんからは、意志の強い男らしさをバシバシ感じます。太樹くんの声と太樹くんが弾くギターの音は、変な言い方かもだけど、質が似てる。さらに、「ほんとに20代ですか?」って聞きたくなるほど熟成された色気がにじみ出てます。

ギターの陽平くんは、まずその立ち姿がきれい。手足がすぅっと長くて、びっしり生えたまつ毛は長くて、まるで外国人のキュートな女の子みたいな外見なんだけど(ヒゲあるけど)、リーダーでもある陽平くんの言動はすべて説得力がある。すごく強い芯がある人なんだろうなって思います。ステージ上で攻撃的にエレキギターを鳴らす姿は無駄のないかっこよさと美しさを併せ持っていて、まさに冷静と情熱……って、あぁー、ここまで書いてて思うんだけど、ロデオズの魅力を語ろうとするとき、イケメンであることがむしろ邪魔をしているんじゃないかと思ってしまう。だってさ、音楽のすばらしさを伝えようとしてるのに、「イケメンだけど」みたいな前置きをつい書いちゃうじゃん。外見は無視できないからね。
だからみなさん、読むのはいったん休憩!
まずはロデオズを聴いてみてください!

心を溶かしきる言葉の洪水の中で - THE RODEOS

これ、すごくない!?
駅のホームですよだって……

ロデオズは今も路上ライブをすることがあるそうで、だから屋外でのプレイが板についているというかものすごく似合う!私も路上ライブ観てみたいなー。日程を教えてもらえるならそのために遠征したいほど!

初めてロデオズを聴いた人は、さっきの写真とのギャップに驚いたりするのでしょうか。
私は驚きました。この空気感を出しているのが、平均年齢29歳のきれいな顔の男の子たちだってことに。
ラスティックというジャンルからロデオズを知ったとはじめに書きましたが、リーダーの陽平くんは、僕たちはラスティックという枠で曲をつくっているのではないと話してくれました。アイリッシュ、パンク、ハードコア、……メンバーのルーツはそれぞれ違っていて、そんな6人だからこそできる音楽が今のロデオズなのだと。

そこに乗る歌詞も、ロデオズならではです。物語を感じるの。それは異国の男の物語だったり、うっすら靄がかった子供の頃の記憶みたいな物語だったりするのですが(※私の勝手な妄想です)。古くて分厚い本を開いたら飛び出してくる物語みたいで、一曲一曲の完成度がすごく高いなと思うんです。
背中をガツンと押してくる強いメッセージもあり、心のやわらかい部分をそっと包んでくれるようなやさしい言葉もあり。こういう言葉たちはどこから出てくるんだろう、何を経験して、どんなことを考えたら、こういう曲が出来上がるんだろう、と不思議でなりません。

今、THE RODEOSとして出ているCDは、アルバム2枚、シングル1枚なのでね、そんなに多くないでしょ。だからぜひ歌詞カードを手に聴いてみてほしいなと思います。

さて、そろそろメンバー語りに戻ります。
あと4人いるからね!

バンジョーってどんな楽器かわかりますか?私もラスティックを知るまでなじみがなかったので「?」でした。ロデオズの立ち位置で言うとボーカル太樹くんの隣、ステージ下手(しもて)ね。ボディがまん丸の楽器です。このバンジョー、人の声に似た楽器だなと思うのですが、高徳くんはそのバンジョーをまさに歌うように弾くんです。もともと素朴な音であることも相まって、ロデオズの音楽にリアル感を与えてるなって思います。

その高徳くんの斜め後ろに位置するのは、ウッドベース北島くん。これほどまでにリーゼントがばっちし似合う20代がいるとは驚きです!ウッドベースってものすごく大きな楽器なので、ステージ上では定位置にいるのが他バンドでは普通だと思うのですが、北島くんはなんだか体の一部みたいに楽器を自在に操っているというか扱っているというか、そう、楽器と踊ってるみたい! ウッドベースをリードして躍らせてやってるみたいなドS感があります。

次、アコーディオン福田くん。これ読んでくれてる人の中にも、小さい頃にピアノやエレクトーンを習ったことある人は多いんじゃないでしょうか。私もその1人で、だからバンドやったことない人も親近感ある楽器だと思うのですが、福田くんのアコーディオンを目の当たりにすると、あぁこのプレイは他の誰も真似できない、と圧倒されます。ライブ中の福田くんの目とかギラッギラに覚醒してるからね!これはぜひライブハウスで体感してほしい。アコーディオンってこんなにもかっこいい楽器なのかと思うからまじで!

最後の一人、ドラムの吉津くん。いいよね肉体美! 上半身脱いでドラムたたく姿が最高です。するどい目線をバシバシ飛ばしてるときと、くったくのない満面笑顔のときとのギャップも最高です。そんな吉津くん、メンバーの話によるとものすごく力持ちらしいのですが、まさにステージでもロデオズの音楽をまとめて持ち上げたうえで前へ前へ押し進めるみたいなドラムプレイ! 体の芯から突き上げるような音楽に乗せられてるうちに、ライブハウスごとワープしたような錯覚をおこします。

以上、ロデオズ6人!
ここまで読んでくれてありがとうございます。そんなあなたに観てほしいライブ動画がこちら。一人ずつ書いてきた魅力すべて、ここに映ってるから。読むより観てほしい!聴いてほしい!ってことです。

THE RODEOS 【月夜の宴】 2016.3.27(Sun) WILD ROVER 2016

この動画もトモコさんが撮ったのですね。ステージ上手から撮られた動画なので、ステージ下手のバンジョー高徳くんは見えづらいけども、メンバーそれぞれの見たい場面がとらえられてて、さすがトモコさん!という感じです。吉津くんが脱いでるとこも映ってるしね!(←見逃した人は今すぐリピート!)
ロデオズに酔いしれて暴れまくるお客さんを意図的に映しているとこも好きです。あまりにも私がビジュアル推しするもんだからアイドルみたいに勘違いされてはまずいと思ったのですが(今さら)、こうしてライブ動画観ると男性のお客さんも多いでしょ。年齢層も幅広いですよ。

どうですか?
ロデオズのライブに行きたくなりませんか?
あのね、ほんとにほんとに本音で書くけど、ロデオズ知らなかった人はぜっっったいに今からロデオズ知っといた方がいいですよ! だってね、ライブ行く度にかっこよくなり続けてるから! 新曲ももれなくかっこいいし!
こういうことをね、トモコさんと会う度に話してるんです。
そんな私たちの女子トークをちょっとだけ聞いてくださいー。

私(以下、くー)「いやー、今日もよかったですね……(ライブで感動した直後はだいたい言葉にならない)(酔っぱらいだし)」

トモコさん(以下、トモコ)「そーなんだよ、絶対にライブかっこいいでしょ! こうやって一緒にライブまわって撮ってるとさ、最近特に思う。毎回かっこよくなってるの。」

くー「ですよね! 私はね、そうはいってもロデオズのライブを初めて観てから1年も経ってないんですよ。だからもっと前から知ってるトモコさんがうらやましいです。ロデオズはいつから観てるんですか?」

トモコ「4年前くらいかな。はじめはただお客さんだったんだけど、こんなにかっこいいのに写真撮ってる人がいないのはもったいない、と思うようになって。それで2年前に一眼レフを買って撮り始めたの。」

くー「良い行動力ですね! もともとカメラ好きだったんですか?」

トモコ「写真やカメラには元々興味があったんだけど、なかなか始めるきっかけがなくて、、そのきっかけをロデオズが作ってくれたというか。」

くー「ということは独学ですか。それであんなにかっこいい写真……。とある有名カメラマンがデビュー前の女優さんの写真について、ボーイフレンドが撮った写真にしびれた、僕はいくら思い入れをしてもあの写真は撮れない、と言ったという話を思い出しました。ライブ中にあの瞬間を切り取れるのも、オフ場面でメンバー全員があんなに良い表情で写っているのも、トモコさんだからなんだと思います。」

トモコ「ありがとー(照)。私はただ、好きなものを撮りたいっていう想いだけで撮り始めたの。だから(リーダーの)陽平さんが撮ってよ、って言ってくれるのは認めてくれてるようでほんとに嬉しい。ロデオズって雑誌やWebで記事になることがまだまだ少ないじゃない? だから自分の写真がロデオズを知ってもらうツールのひとつになれればいいなーと。」

くー「音楽も顔もかっこいいですもんね! こんなに完璧なバンドなかなかないですよ。」

トモコ「そう、特に今はものすごく勢いがあって良い状態だと思ってる。今年1月に“BLACK RUDE NIGHT VOL.3”のオープニングアクトに選ばれて、メンバーも大好きなThe BirthdayやSherbetsと同じステージに立ったんだよね。大きなステージを経験して、演奏がさらに堂々として存在感が増してきたっていうか。創作意欲もすごく上がってきてるの。あとバンド力!バンドとしての結束が今とても良い感じなの。」

くー「さらに9月後半はスペインツアーに行くと、ライブMCで言ってましたね。帰国後のライブを観るのがすごく楽しみです。」

トモコ「ロデオズの音楽は、きっと外国でも受け入れられると思う。だからその後のロデオズがどう変わるか、私もすごく楽しみ!」

くー「誰もスペイン語は話せないそうですが、音楽は言葉を超えますもんね! くどいようだけど、あんなにかわいい顔の日本人が、キレッキレのかっこいい音楽を鳴らす、っていう。きっと良い反応があるんじゃないかなって思います。あー私も時間とお金があればスペイン行きたいー。」

トモコ「くーちゃんみたいにさ、ロデオズを知ってものすごくハマる人ってけっこう多いんだよ。だから、とにかくみんな知って(笑)! そのきっかけになる写真、ライブの興奮を伝えられる写真を撮り続けていきたい。」

くー「では私のコラムでも使わせてもらいます! でもどの写真にしようかすごく迷いますーかっこいい写真ばっかりなんだもん。」

そーなの、みんなかっこいいから写真撮ったあとも整理するのが楽しくてさー、
選ぶのも大変ですね(笑)、
陽平さんあの顔で純日本人だって知ってた?、
はい、それ知ったとき嘘でしょ!?って(笑)、
外タレさんかと思った、ってよくいじられてるよね、
スイスの子どもみたいだなって言った人がいてツボでした(笑)、
……

女子トークは続く(笑)。
あー楽しかった!

最後に、ロデオズの今後のライブスケジュールを紹介します。

■8/14(土)東京 下北沢SHELTER
THE RODEOS vs THE AUTOCRATICS “TWO MAN 2016”
DJ:DRINK'EM ALL
OPEN/18:00

■9/10(土)大阪MUSIC BAR 火影
まっつん presents [Go for it!! vol.4]
OPEN・START/未定

■9/22(木)~10/5(水)
THE RODEOS“South Europe Tour 2016”
@ZARAGOZA~ELORRIO~ALSASU~SAN SEBASTIAN~BARCELONA~REUS...and more

トモコさんとの話でも出てきましたが、スペイン後にどんなライブを観せてくれるのか楽しみです! 新譜出して、ツアーまわって、と予定してるらしいですよ。そのときはまたコラムやTwitterでもおしらせしたいと思ってますが、その前にもまだライブあるからね! 「ちょうどお盆は東京にいる」という人には朗報ですね! 大阪へは名古屋から近鉄で安く行けることだし、週末の大阪旅行を企てるのもいいですね。
ぜひ下のホームページやTwitterもチェックして、チケット予約をしましょー。
なくなる前に急いで!

今回のご紹介アーティスト
THE RODEOS(ロデオズ)
http://the-rodeos.web5.jp/
http://instagram.com/
therodeos_official

Twitter@the_rodeos

PHOTO BYTomokoSwingin

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