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フィッシャーマンズ ペンダントの下で

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THE BOOGIE JACK ヒライシュンタ

ヒライシュンタ。名古屋発、涙腺衝動ロックバンドTHE BOOGIE JACKのメガネをかけたボーカリスト。34歳。東京生まれ、鈴鹿育ち。好きなものは幼稚園の頃からずっと、ドラえもんとディズニー。15年のキャリアを持ち、2000年代以降の名古屋のインディーズシーン火付け役最重要バンドとして数々のフォロワーを生んだが、どうにもこうにもその貫禄はない。バンドが生きてる実感。青春はまだ続いている。と思っている。

2016.7.18

コンプレックスを殴って抱きしめろ。/THE BOOGIE JACK ヒライシュンタ

突然ですが、みなさんはコンプレックスありますか?

今日はコンプレックスのお話。

気持ち悪い自撮り写真を載せてすみません。

ずばり、俺のコンプレックスは“固い髪”です。

天パーでもない、シャレたカールな癖でもない。とにかく多くて、固い髪。

「髪少ないより多いほうがいいじゃん。」

「天パーは天パーで大変だよ?」

よく言われます。でも、コンプレックスってまずは主観ですから。
何と言われようと、嫌なもんは嫌なんです。

まず、髪型が変えれないんです。

「シュンタ全然変わらないね!」

ともよく言われるんですけど、ほんと坊主にする以外はずっと同じ髪型。いや、髪型とは呼べないほど、
何もいじれない。
数々の美容師さんが切ってくれても変わらなかったのです。

固すぎて、いちいち「固いねぇ」って言われるのも嫌で、「これ以上切るとタワシになるよ?」って言われるのも嫌で、
伸びたら伸びたで、前髪だけ癖があってウネウネするし、量が多くてボンバーになるし、整髪料なんてつけても、既に固まってるようなものだから意味がありません。

ちなみにストレートパーマを思春期に試しましたが、翌日元にもどるのであきらめました。
坊主はやりつくしたので飽きました。

ライブ前に少しでも髪を伸ばしておこうと、こう見えてもブローをするんです。(笑わないでください)
でも、「そんな短い髪、ブローするの?(笑)」と笑われ、しかも大して変わりません。

気持ちワックスをつけるのですが、恥ずかしくてトイレでつけます。
これまた誰にも気づかれません。

それくらい、自分の髪が嫌です。

今日のタイトルは“コンプレックスを殴って抱きしめろ”なんです。

“乗り越える”んじゃなくてね。

よく、“受け入れる”とか“それも個性”とか言いますよね。
そんなの分かってるんですよ、みんな。

だって、ものすごく悩んで何とか道を開こうとする中で、“もう受け入れよう”とか“それも個性”って考え方に必ず
たどり着くんですから。

なので、もうとことん嫌がってみようと思ってこれを書いています。

俺は髪の毛のこと言われるのが一番嫌です。
怒るかもしれません。でもそれは伝えないと「知るかよ」って話ですよね。

そうなんです。

コンプレックスって、潜んでるから厄介なんですよ。

プロフィールに書いてあったら?名刺に書いてあったら?
特技、趣味はオープンなのにコンプレックスはクローズな風潮にあるのがいけません。

「いやいや、クローズにしたいからコンプレックスなんだろ!」

そう思うことが、もうしんどくなってきました。

「俺は気にしないけどね、そんなこと。」

はいはい、そうですか、今はそんなの関係ないのです。

嫌だ嫌だ、嫌いだ嫌いだ・・・・・って口に出してみる。伝えてみる。→これ殴る。

そして言い切ったあと、それでも少しだけいいこともあるんじゃないか?という考察をしてみます。

例えばマイ ヘアー イズ バッド問題の少しだけいいところ。(インスタのハッシュタグ風)

#髪質が固すぎでゴムみたいなので、整髪料なくても寝癖は付くけど手ぐしでほぼ修正可能。
#よって自在な髪型がセット可能
#耳かきだって刺せるよ、固いから
#どこの美容院、床屋でも同じ髪型にしかしないと決めたら1,000円カットで済むよ

って感じでしょうか。

画像の気持ち悪い自撮りは、さっと手で横わけにしただけのものと、どんな形にも曲がるんだよっていうものです。

コンプレックスを乗り越えるものじゃなく、“嫌がった先に見える光”に向かってこれからも生きていこうと思います。

#もしかすると、それおいしい酒が一杯飲めるかもしれない

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