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ライター ワタナベ

2018.11.12

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All Found Bright Lights 3rd Mini Album『Continue』インタビュー

「僕たちを好きと言ってくれる人たちに恩返しをしていきたい (Yoshiaki)」

名古屋出身のpop punkバンドAll Found Bright Lights。数々のフェス、ライブ出演、活動休止など様々な経験を通し、バンドとしての成長を重ねてきた彼らが10月17日に3枚目となるミニアルバムをリリースした。“継続”という意味の“Continue”と名付けられた今作についてメンバー全員に訊いた。

―すでにツアーを開始されていますが、今作の手応えはいかがですか?

Yoshiaki(Vo): 前作を発売してから今作を出すまでの一年半に色々なことがあって、精神的に鍛えられました。その修行期間を経ての作品なので自分たち的に自信があったし、思った以上に聴いてくださった方から嬉しい声も聞けて良かったなと一安心です。

―修行ですか!辛い中でメンバー間でも色々なことがあったんですね

Yoshiaki: 喧嘩や言い合いは時折していました。でもそのおかげで、相手のことを信頼できるようになって、本音で話せるようになったのかなと。青春漫画じゃないですけど、絆が固くなったと感じます。

―その様子は今作の曲作りにも影響していますか?

Takuya(Ba): 前作よりもメンバー全員できっちり話し合って制作しました。

Yoshiaki: その結果これまでやってきたことだけではなく、新しいことを混ぜた作品になりました。どんな形になるのか予想せずに作ったのですが、いいものが出来上がって良かったです‼︎

―いつも曲の作り方はどのように進めているのですか?

Yoshiaki: 非常にアナログな作り方で、スタジオに入ってみんなで進めます。家でアコースティックギターとかでアイデアを作ってからスタジオに入って、ドラムはこんなリズムなど話し合って3、4時間くらいこもっています。3ヶ月に1曲できるくらいのペースなんですよ。

―曲作りに時間をかけて制作しているんですね。歌詞はいつもYoshiakiさんが?

Yoshiaki: そうです。元々自分の感情等を文章で表現することが得意ではないのですが、今回は今までのように直感で書くのではなく、相手一人ひとりにどのように自分の気持ちを伝えたらいいのかを意識しながら書きました。何度も書いては消しての繰り返しでしたね。

―今までと作り方が変わったというのは修行期間を経て、伝えたいことが深くなったからでしょうか?

Yoshiaki: というより、何を伝えたらいいかというところから始まりました。その結果、恋愛をテーマに書くのではなく、子供も大人もわかるような内容にしたいなと。

―今作は英詞が少なく、主に日本語の歌詞で形成されていますよね

Yoshiaki: 最後の7曲目だけは英語のサビですが、今回は日本語でどうしても作りたかったんです。その7曲目の『Up All Night』は今年の4月にコンピレーションアルバムでリリースした曲で、レコーディング時期も違うんですよね。新録した6曲は日本語の言葉の力の強さに気づいたので、この力を使ってより良いライブがしたいと思って今回は日本語歌詞をメインにしました。

―その今作を『Continue』というタイトルにした理由はなぜですか?

Yoshiaki: 今までは自分で決めていたんですが、高校の時から一緒にバンドを組んでいるKento(Gt)にタイトル案を聞いてみたところ「Continue」と返って来て。ゲームで負けて「Continueしますか?」みたいな感じでなんかいいなぁと。

Takuya: この一年半の間に色々あってメンタル面でもやられて、もうやばいなってところまで来たけれど今作を作って今一度挑戦しようという意味を含んでますね。

―今作『Continue』は新たな始まりでもあり、今までの続きでもあるんですね。MVも公開されている『Faith』は、リード曲にするという点で聴きやすさを重視したなど意識した点はありますか?

Yoshiaki: 実はだいぶ前からあった曲で、歌詞やドラミング、サビのパターンなど何回か変えた結果、この形になりました。いつも僕たちは全曲出来上がってからリードを決めるので、この曲をリードにするからということはなかったですが、歌詞や演奏も含めてこれがいいんじゃないかとなりました。

―どの曲がリードになってもおかしくなかったくらいに完成形を目指していたんですね。先ほど今作は新しいことを混ぜたとおっしゃっていましたが、今作の中で一番新しいと感じた曲はどの曲ですか?

Yoshiaki: 個人的にはこの7曲の中で一番好きな『Grass』という曲が新しいと思っています。歌詞の内容ももちろん、バンドの曲としても今までやってこなかったジャンルというか、自分のいつもの音楽を通り越して新しいところに辿り着いた気がしています。今まではちょっと激しい曲、速い曲ばかりやってきたのですが、この曲は電車の中や夜寝る前でも聴けるような曲にしたかったので、落ち着いた感じにしました。

Keizo(Dr): 僕ら速かったり、遅かったりする曲はあるんですが、その中間の曲ってあんまりなくて。だから『Grass』のようなミドルテンポの曲は雰囲気も今までにはない感じだし、新しい僕たちって感じですね‼︎

―挑戦するのは難しいところもあったのでしょうか?

Takuya: みんないろんな曲を聴くので、こういう曲をゼロから作ろうとなっても自分たちの中から引き出しを見つけるだけだから、そこまで難しくはありませんでした。でも出来上がってみたら、これ俺らにしては挑戦しているなと思いましたね。いい意味で今までの俺らっぽくない曲に仕上がりました。

Yoshiaki: ライブでは既に披露しているんですが、お客さんが楽しそうに乗ってくれたりしているのを見て、いい曲に出来上がったんだなと思いました。

―落ち着いた雰囲気といえば6曲目の『Message』も他の曲とは異なり、真面目な雰囲気ではありますよね

Yoshiaki: 『Message』は繊細な人間関係をイメージした曲です。人と人との繋がりって繊細であるべきだと思っていて、俺たちのライブに来てくれているお客さん一人ひとりとの関係もバンドとして大切にしていけたらなという意味を込めています。

―比較的『Message』は意味が深いのかなと思っていましたが、<優しい距離>や<悲しい距離>など距離について触れているのは人間関係を意味しているんですね

Yoshiaki: 人それぞれ生まれたところも年齢も違うので、ある程度残念ながら距離がありますよね。そんな距離をなくしてしまえたらいいのにという切ない気持ちも表現した結果<悲しい距離>という言葉になりました。

―今作にはその大人しい曲とは対象的に強気なロック曲『Timeleap』もあります。7曲の中では一番激しい印象です

Kouhei(Gt): 『Timeleap』は激しいですね。攻めの曲です。

―この曲の制作はどのように進みました?

Yoshiaki: これもメンバーとスタジオに入っている時に、歴史に名が残るような1曲を作ろうというイメージで制作しました。曲の原型みたいなものを作って仮タイトルをつけたら「阿鼻叫喚」「地獄」みたいなタイトルになって。

Keizo: つまり地獄みたいな曲です(笑)。

―そこまで強いイメージだったんですか⁉︎

Yoshiaki: 強いイメージでしたね。ライブでもこの曲は歌詞よりも曲のテンション感を大事にしてほしいと思っています。

―確かにライブ感が強い曲ですよね

Yoshiaki: この曲は誰にも負けないぞという強気な感じなので、ライブでもそのテンションで楽しめるかなと。先輩や若手バンドとの対バンがよくあり、ライブによってお客さんの楽しみ方も違うんですが、俺たちのライブではみんなが盛り上がるというより一緒に楽しんでくれる感じの方が多いんです。その感じをもっと広げていけたらなと思っていたので、この曲はこれからのライブで活躍してくれると思います。

―やはりライブはAll Foundにとって大事なものなんですね。ライブで常に意識していることはありますか?

Yoshiaki: ライブは、一対一でやり合えるイメージにしたいなと。そこは心がけています。

Takuya:僕たちの曲は結構シリアスな曲が多いのですが、お客さんにはライブで聴いたらいい曲だなと思うと同時に楽しんでほしい。僕たち自身もライブはやっぱり楽しみたいっていうスタンスです。

Keizo: ライブには、いつも全てを出し切るテンションで望んでいます。

―新しさが加わった今作だからこそ今作から出会う方も以前から聴いている方も楽しめるところもありますね

Kouhei: All Foundの今とこれからが全部わかるアルバムになっているので、新しいお客さんにも俺らのことを理解してもらえるようなステージにしたいなと思っています。

Takuya: 演奏はもちろんですが、僕たちはパフォーマンスありきで「俺」「All Found」なんです。いつも来てくれる子達には、ここはこういう動きするんじゃないか、Keizoさんはこうしそうなど、ライブをイメージしながら今作を聴いてほしいですね。今回はすごくライブをイメージしやすいアルバムになっているので面白いんじゃないかと。

―パフォーマンスはライブならではの見どころですね

Yoshiaki: たまにTakuyaがライブのステージで寝っ転がったり、Kentoとじゃれあったりしているのを観てお客さんが楽しんでいて。そういう様子を観て面白いなと。まあそういう時の演奏も上手くなってほしいですけどね(笑)。

Kenzo: 厳しい意見ですね(笑)。僕はそれも含めてライブだと思っています。僕らパンクスなんで‼︎

―そこもバンドの一部なんですね。今作を作った結果、今後の方向性については見えて来ましたか?

Yoshiaki: 一番初めのアルバムを出した時から来てくれるお客さんもいるんですよ。そういう子達をもっと大きな会場で観られるようにしてあげたいです。
今までやって来たことは確かだと証明するためにも、また僕たちを好きと言ってくれる人たちに恩返しするためにもそういった大きい会場を目指したいです。

―では最後に、今作を手にしてくれるファンのみなさんにメッセージをお願いします

Yoshiaki: Continueをゲットしていただいたみなさん、本当にありがとうございます‼︎
全曲新しい挑戦ができたいい作品になったと思っているので、大事にして頂ければ嬉しいです。よろしくお願いいたします‼︎

All Found Bright Lights『Faith』Music Video

■リリース情報

『Continue』
3rd Mini Album
2018.10.17 発売
1,728円(tax in)

■LIVE情報
Continue Tour 2018-2019
11月18日(日) 愛知 Zepp Nagoya
11月23日(金) 大分 club SPOT
11月24日(土) 福岡 四次元
11月25日(日) 広島 CONQUEST
12月07日(金) 石川 金沢vanvan V4
12月08日(土) 新潟 RIVERST
12月09日(日) 長野 松本ALECX
12月14日(金) 高知 高松DIME
12月16日(日) 岡山 CRAZYMAMA 2ndRoom
12月17日(月) 兵庫 神戸太陽と虎
01月07日(月) 東京 下北沢SHELTER
01月20日(日) 大阪 心斎橋Pangea
01月26日(土) 愛知 名古屋APOLLO BASE *ワンマンライブ

■オフィシャルHP
http://allfoundxbrightlights.com

■プロフィール
名古屋の5人組バンド。明るさとシリアスさを兼ね備えた楽曲にYoshiakiのハイトーンボイス、そしてバンド特有のライブパフォーマンスで多くの支持を受ける。2枚のシングル、2枚のミニアルバム、1枚のアルバムとこれまでリリース作品でヒットを記録。国内のフェス「FREEDOM NAGOYA」をはじめ、インドネシア最大級のフェス「JakCloth」など海外のフェスまで幅広い活動を見せている。前作nautilus tourのファイナルはFABLED NUMBERとの対バンを名古屋クアトロにて開催。Vo.Yoshiakiの喉の不調により約2ヶ月間活動休止し、その後Cataway、 AIRFLIPと共に開催してCall the Shots tourを成功させた。2018年10月に3枚目となるMini Albumをリリース。

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