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INTERVIEW 旬のアーティストインタビュー

2016.8.16

Crossfaithが絶対の自信を持つ武器

「靴の紐をしっかり結んでライブに来てほしい」

7月27日にニューシングル『NEW AGE WARRIORS』をリリースしたCrossfaith。パンチ力のあるメタルコアサウンド『Rx Overdrive』で始まり、メロディアスな『Revolution』で締めくくられた今作は、これまで以上にライブを意識した作品となっている。海外での活動をひとつの軸とし、日本での活動も本格化させるCrossfaithだからこそ生まれた今作について、フロントマンのKoie(Vo)に話を聞いた。

取材・文 坪井

ー7月3日(日)の京都大作戦でのパフォーマンスを観ました。牛若の舞台というサイズでは収まらない人の数と盛り上がりで、手応えもあったんじゃないですか?

Koie(Vo): 京都大作戦は、5年ぐらい前に10-FEETのTAKUMAさんに電話で「京都大作戦に出たいです!」って直談判したのが始まりでした。ROTTENGRAFFTYのN∀OKIくんが「Crossfaithは絶対に京都大作戦に出た方がええ。今度お前らが京都でライブをする時、TAKUMAに観に行くよう言っとくから」と言って、TAKUMAさんを連れてきてくれたんです。そこで少し話をしただけなのに、「出たい!」って電話しました(笑)。それから5年、ようやく今年タイミングが合って出演できたんです。今回もちろん手応えはありましたが、京都大作戦には源氏と牛若という2つの舞台がありますよね。最初から源氏の舞台に出るのではなく、俺ら的には丘を越えるストーリーがあるように、ちゃんと牛若の舞台からやっていきたい思いが強くあったんです。その分、緊張しましたけど(笑)。

ー飛び入りでSiMのMAHさんも出ていませんでした?

Koie: MAHくんの出演は打ち合わせしていないんですよ(笑)。観に来てくれていたのは知っていたんですけど、急に後ろから現れて「あれっ?」みたいな感じでしたね(笑)。

ーそうだったんですね。突然の登場で会場もすごく盛り上がっていました。では、7月27日にリリースされたシングル『NEW AGE WARRIORS』についてお聞きします。タイトル名は収録曲にないですが、あえてこの言葉を選んだ理由を教えてください

Koie: リードトラック的な曲をタイトルに付けることが多いと思うんですが、収録曲3曲全てタイプが違うから、どれか1曲をとったらつじつまが合わないと思ったんです。これまで、今の自分たちを表す言葉や起こしてきた事象を作品のタイトルに付けてきたので、今回もそういうものにしたいなと。そこで、今の自分たちの存在や見え方、立ち位置を考えたら、常に俺たちは誰もやっていない音楽を打ち出してきたので、“NEW AGE WARRIORS(新時代を戦っている人たち)”がぴったりだなと思いタイトルにしました。

ー3曲それぞれに色がありますが、出来上がった時期もバラバラだったんですか?

Koie: 『Kill'Em All』と『Revolution』は、渡米してロスでレコーディングする時点でほぼカタチが出来ていましたが、『Rx Overdrive』はロスに行ってガラっと変わりました。ギターリフしかない曲だったんですが、ロスへ行ってから1曲目はむっちゃパンチのある曲が欲しいなとなって、ギターのKazukiが「ギターリフで殺す」と言いながら、ずっと試行錯誤して作って出来た曲です。カリフォルニアってすごく天気も人もアッパーでパワフルなんですよ。そんな中で『Rx Overdrive』は完成しました。

ー気候もいい方へ影響したんですね

Koie: そうですね。前作の『XENO』も同じスタジオ、同じプロデューサーだったんですが、それまでは東側のニュージャージーで録っていたんですよ。しかもめちゃ寒い時期に(笑)。Crossfaithは、なぜか年末年始にレコーディングをするバンドで、今作も1月2日に渡米して制作したので、正月気分はゼロです(笑)。

ー時期が時期だけに気候の影響もありそうですね。その今作ですが、キャッチーな『Revolution』を1曲目に選んでもいいところ、ストレートでメタルコアな楽曲の『Rx Overdrive』をもってきたところにバンドとしての意気込みを感じました

Koie: そうですね。やっぱりパンチが欲しかったんです。曲順はかなり迷ったんですが、俺たちのコアな部分は激しい音楽なので、『Rx Overdrive』をガツンと一発目に聴かせてかなり強い衝撃を与えたいと思ってこの曲順にしました。

ーその楽曲に歌詞はどう載せていったんですか?

Koie: 『Revolution』は、メロディをTeruと一緒に作りながら楽曲も構成していったんですが、他の2曲はオケが出来てから歌を入れる感じでした。その中で、Kazukiから「『Rx Overdrive』のサビはシャウトで考えてるんやけど」って言われて。でも、もうシャウトの曲はあるからメロディで1回やってみようと歌詞を考え、プロデューサーと試行錯誤して今のかたちになりました。

ー最近メロディが増えていると思います。意識はされているんですか?

Koie: Crossfaithを始めた当初はシャウトばかりでした。10年経って何の進化も変化もないのは嫌なんです。昔の俺たちは、いい意味で一方通行でした。でも、海外でいろいろなバンドを大きなステージで観て、そこへ行くにはライブでのオーディエンスとの一体感や、みんなで歌える歌が大事なんだということを学んだんです。

ーオーディエンスと一緒に歌う曲も必要だと

Koie: 海外のオーディエンスは、サビだけじゃなく全部覚えてきて一緒に歌うんです。その光景を見て活かすべきだなと思ったので、メロディにしていくのは必然的だったと思いますね。また、周りの見方もあると思います。Crossfaithはこういうバンドだと言う人もいて、それはそれでうれしいことなんですが、やっぱり俺たちはミュージシャンでありクリエイターでもあるので、どんどん進化していろいろな可能性をバンドで表現したいんですよね。

ーその思いの中リリースされた今作は、ライブハウスだけじゃなくてスタジアムでも映える曲になっていると思います

Koie: 3曲ともライブはかなり意識しました。いくら尖った音源を作ったとしも、意外とライブでは映えないなと感じたことをもあるし、その逆もあります。アルバムの中に入っているあまりパンチがないなと思った曲が、ライブだと意外とみんなが歌っていたり、しっかりスタジアム級の場所でも音楽を鳴らせているのを海外で観てきたから、ライブを意識するようにはなりましたね。今作からではないですが、より顕著になっていると思います。

ーやっぱり海外での経験は大きいですよね

Koie: 本当に井の中の蛙で、周りを見ていなかったから、すごく尖った音楽を作れていたと思います。俺たちは大阪の堺出身なんですが、周りに同じような音楽をしているバンドもいなければ、当初はこのシーンもなかったので、誰とも比べませんでした。ずっと海外のバンドを相手にしていたので、尖っていたのかなと思いますね。

ーその当時に海外へ行く気持ちを持てたのがすごい

Koie: バンドを始めた頃から海外へ行きたい。本場でやりたいと思っていました。洋楽を聴いて育ってきたし、自分が聴いている音楽を鳴らしている国で勝負したかったので、昔から海外へ行きたいって言い続けていましたね。

ー当時はまだそのレールがなかったと思うので大変じゃなかったですか?

Koie: それが急にイギリスのマネジメント会社から契約したいという話がきたんです。契約を結んですぐUKツアーが決まって、ワクワクしながらイギリスへ行ったんですが、17日連続オフなしでライブをするタフなツアーだったんです。毎日死んでもいいと思いながら全力でライブをしていました。いま思うと楽しかったですね。

ーかなりタフなツアーですね。そして日本でツアーが始まります。まずは9月のACROSS THE FUTURE 2016からですね。名古屋は9月9日(金)にBOTTOM LINEで行われます

Koie: もっと近い距離で俺らを観てほしいと思って、今回はあえてキャパをちょっと小さめにしているんですよ。

ーその後すぐに、New Age Warriors Tour 2016が始まります。短い期間でかなりの数のライブをされるんですよね

Koie: そうなんです。俺的には、海外のツアースケジュールに比べればそんなにですけど(笑)。2日したらオフがあるんですよ。海外ではオフがないですからね(笑)。でも、バンド史上最多公演のジャパンツアーになります。今回は、今まで行ったことのない街にも行けるので楽しみです。

ー確かに、北海道から沖縄までいろいろな街でライブされますね

Koie: やっぱりCrossfaithを知っているけど、ライブを観たことがないという人が住んでいる街へ行けることが一番大事ですね。今までは、いわゆる5大都市という街でしかライブをしてこなかったので、観たくても観られない人がいたと思うんです。自分たちの武器はライブだから、いろいろな街へ行って“NEW AGE WORRIORS”を増やしていきたいですね。

ー仲間を増やしていくと

Koie: そうですね。『NEW AGE WORRIORS』というタイトルには、実はその意味も込められています。俺たちだけじゃなくて、今作を聴いてCrossfaithのファンになってくれる人も、NEW AGE WORRIORSになると思いますね。

ーでは最後に、ライブに来てくれるファンへ向けてメッセージをお願いします

Koie: 俺たちのライブを観たことがある人は新曲を楽しみにしてほしい、観たことがない人は、CDをたくさん聴いてDVDも見て、そして靴の紐をしっかり結んでライブに来てほしいですね。俺たちの新しい仲間になってもらえたらなと思います。

Crossfaith 'Rx Overdrive' Official Music Video

■リリース情報

『NEW AGE WORRIORS』
Single
2016.7.27発売
初回生産限定盤(CD+DVD) 1800円(+tax)
通常盤(CD) 1200円(+tax)

■LIVE情報
ACROSS THE FUTURE 2016
09月06日(火) 東京 TSUTAYA O-EAST
09月08日(木) 大阪 BIG CAT
09月09日(金) 名古屋 THE BOTTOM LINE
09月10日(土) 東京 赤坂BLITZ

New Age Warriors Tour 2016
09月14日(水) 柏 PALOOZA
09月15日(木) 水戸 ライトハウス
09月17日(土) 盛岡 CHANGE WAVE
09月18日(日) 郡山 CLUB #9
09月19日(月・祝) 仙台 RENSA
09月22日(木・祝) 旭川 CASINO DRIVE
09月24日(土) 帯広 MEGA STONE
09月25日(日) 札幌 PENNY LANE24
09月28日(水) 新潟 LOTS
09月29日(木) 長野 JUNK BOX
10月01日(土) 金沢 EIGHT HALL
10月02日(日) 京都 MUSE
10月04日(火) 松山 W Studio RED
10月06日(木) 熊本 DRUM B.9 V1
10月07日(金) 福岡 DRUM LOGOS
10月09日(日) 長崎 DRUM Be-7
10月10日(月・祝) 広島 CLUB QUATTRO
10月12日(水) 米子 laughs
10月13日(木) 岡山 YEBISU YA PRO
10月15日(土) 神戸 太陽と虎
10月16日(日) 静岡 SOUND SHOWER ark
10月18日(火) さいたま新都心 HEAVEN'S ROCK VJ-3
10月19日(水) 横浜 F.A.D YOKOHAMA
10月22日(土) 高知 X-pt
10月23日(日) 高松 OLIVE HALL
10月25日(火) 堺東 GOITH
10月29日(土) 沖縄 桜坂セントラル

■オフィシャルHP
http://www.crossfaith.jp/

■プロフィール
2006年11月、Kenta Koie(Vo)、Terufumi Tamano(Programming/Vision)、Kazuki Takemura(Gt)、Hiroki Ikegawa(Ba)、Tatsuya Amano(Dr)により結成。2009年4月にリリースした1st Album『The Artifical theory for the Dramatic Beauty』が国内メタルコア、スクリーモシーンを活気付ける起爆剤に。その後「Warped Tour UK」「Sound Wave Festival 2013」「Download Festival 2014」「Reading / Leeds Festival 2014」など海外の大型フェスにも多数出演。2014年10月にSingle『MADNESS』をソニー・ミュージックレーベルズからリリースし、2015年1月9月にMajor 1st Album『XENO』をリリース。そして、2016年7月27日にSingle『NEW AGE WARRIORS』をリリースした。

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