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ライター ツボイ

2016.11.2

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ミニアルバム『willco』で提示したEVERLONGの音楽

「EVERLONGの音楽のカタチを今作で表現できたと思います(Mitsuhiro)」

一度聴いたら頭から離れない中毒性のあるメロディー、そしてどこか懐かしく切ない哀愁漂う日本語詞で地元名古屋を中心に全国にその名を轟かせるEVERLONGが、10月19日に2ndミニアルバム『Willco』をリリースした。名曲『POPダイバー』を彷彿とさせる1曲目から心をガッチリ掴んで離さない今作、そしてツアーファイナルでのワンマンライブについて、メンバー全員にインタビュー!

―まずはバンド結成からこれまでのいきさつからお聞きしてもいいですか?

Yu-ta(Vo/Gt): 3人とも大学の軽音楽部に入ったんですが、その飲み会で出会いました。Mitsuhiro(Vo/Ba)が僕とKIMU(Dr/Cho)2人でいるところに、「バンド組まない?」と声を掛けてきたのが始まりです。最初はMONGOL800のコピーをしていました。それから、先輩の紹介で名古屋のR.A.Dというライブハウスに出るようになったんです。

―MONGOL800のコピーをしていたのは分かる気がしますね。10月19日に2ndミニアルバム『Willco』をリリースしましたが、タイトルにはどんな意味があるんですか?

Yu-ta: タイトルの『Willco』は“Will comply”の略で、「了解」という意味の無線用語です。1月にリリースした1stシングル『シグナルE.P』には、信号という発信するという意味があったので、次作はそれを受け取るタイトルにしようという話になって、このタイトルに決まりました。

―収録する曲も受け取ることを意識しました?

Yu-ta: 『シグナルE.P』のツアーで発信したものを受信して、さらに一段階新しい世界観でやろうと思って曲を作りました。

Mitsuhiro: 『シグナルE.P』を作った時に、EVERLONGの音楽のカタチがちょっと見えたので、それを次のミニアルバムで上手く出せるようにとは考えていました。

―その次のミニアルバム『Willco』はかなりポップな曲『story』から始まります

Mitsuhiro: 2ndフルアルバム『コインランドリーには』に『POPダイバー』という曲が入っているんですが、その曲に近くて聴きやすく耳に残るメロディーを一発目にぶち込みました。

Yu-ta: 初めて同期を使った曲なので、僕たちとしても挑戦した曲です。

Mitsuhiro: 同期は何も分からない状態からスタートしたので、どうしていいのか分からず、結局一回止めたんです。それから、とにかく作りたい曲を作って、同期を入れてもらい、さらにアレンジを加えて完成しました。

―同期を使用することで『story』のイメージになりました?

Mitsuhiro: 『story』は同期が入る僕たちにとって挑戦した曲なので、それに合わせて挑戦していくストーリーを作っていきたいなと。失敗してもいいから、とにかく前に進める歌詞にしようと思って作りました。

―そもそもどうして同期に挑戦したんですか?

Yu-ta: 何か新しいことをやりたくて挑戦しました。

Mitsuhiro: 3ピースで出来ることは何かと考えた結果、同期を取り入れてみようとなったんです。

―そして、2曲目『前進交響曲』も文字通り前へ進めという曲ですね

Yu-ta: この曲は歌詞も含めストレートに作りました。とにかく真っ直ぐに伝えたいことを伝える曲です。1stシングルに入っている『あなた』に近い曲かもしれないです。

―そのシングル『シグナルE.P』に入っていた『ヨナギ』が唯一今作に入っています

Yu-ta: 最後まで入れるか迷ったんですが、前作の中で一番思いをこめた曲だったので、今作の真ん中に置きました。

―『ヨナギ』も含め最初から流れで聴いていくと5曲目に変化球が!『SPICE』は印象に残る曲ですね

Mitsuhiro: 曲順もかなり考えて決めたので、そう言っていただけるとうれしいです。こういうアクセント、スパイス的な曲が入ってくると本当に面白いアルバムになると思うんですよね。だからこそ、この『SPICE』をどこに置くか迷いました。

―この位置は絶妙ですね。演奏も楽しそうです

Yu-ta: 僕がやりたいことをやっている感じです(笑)。

Mitushiro:それに合わせて面白い歌詞にしました(笑)。

KIMU(Dr/Cho): けっこう難しい曲なんですよね(笑)。

Yu-ta: 自分で作ったものの、忙しくて大変です(笑)。

Mitsuhiro: ライブでの振り付けも、お客さんに考えてもらえると思うので楽しみですね。ライブで育てていきたいし、それ次第で武器になる曲だと思います。

―そういう曲もありつつ、次の『鳥ノ籠』はちょっと暗い感じです

Mitushiro: この曲はEVERLONGっぽいポップな感じにはしたくないなと思って作りました。暗いイメージですが疾走感のある感じですね。

Yu-ta: 一番最初に出したアルバム以来、暗くて早い曲をあまり作っていなかったんですが、その暗い曲をずっと好きと言ってくれる人がたくさんいたので、そういう曲が1曲あってもいいかなと思って入れました。

Mitsuhiro: EVERLONGの中にあるちょっとした闇を好いてくれる人のために(笑)。

Yu-ta: マニア向けの曲です(笑)。

―そして最後の曲が『日々』。この曲は珍しくバラードです

Mitsuhiro: これも挑戦した曲ですね。EVERLONGが作るバラードは、いつもバラードっぽくならないので、この曲は「バラードを作るぞ」という気持ちを持って作りました。

―いい曲ですよね。間奏が印象に残ります

Mitsuhiro: ギターのリフは耳に残ると思います。

Yu-ta: 上手くできたなと自分でも思いますね。

―歌詞もセンチメンタルでメロディーにぴったりですね

Mitsuhiro: ありがとうございます。自分で思うセンチメンタルや、一人になった時の悲しさや寂しさをイメージして歌詞にしました。

―先ほど曲順はかなり考えたとおっしゃっていましたが、抑揚があって1枚を通して楽しく聴けますね

Yu-ta: 1曲1曲イロが全く違うのでだいぶ迷いましたが、最初と最後の曲はすぐに決まりました(笑)。1曲目の『story』と最後の『日々』のギャップが大きいので、どのような段階を踏めば上手く流れるかを考えて順番を決めました。だから、最初から聴いてほしいですね。曲間も考えて調節しているので、その部分も聴いてもらえるとうれしいです。

Mitsuhiro: 今回はきれいに収まったよね。今までは曲を作ることに必死で、EVERLONGっぽさって何だろうって思っていました。でも、『シグナルE.P』を作ってEVERLONGの音楽を確立できたと思うんです。そして、今回1曲1曲手を抜かずに作ったことで、アルバムとしての流れで作れました。それが出来たのは良かったと思いますね。

―自分たちの成長の証となる作品ですね。そして11月からはツアーも始まります。ライブはEVERLONGの武器でもありますが、バンドとしてライブをどう考えています?

Mitsuhiro: ライブは楽しむものだと思います。感情的になるのもいいんですが、明日もがんばろうと思えるライブにしようと心掛けています。

Yu-ta: お客さんも自分たちも同じぐらいのテンションで、みんなでワチャワチャできると楽しいですよね。

―ツアーのファイナルシリーズは東名阪でのワンマン。最終日の名古屋はE.L.Lで行います。地元でのワンマンは楽しみですね

Mitsuhiro: 僕たちは曲数もあって、いろいろな曲があるんです。EVERLONGをずっと好きでいてくれるお客さんからすると、聴きたい曲が30分では聴けなかったりするので、ワンマンに来てほしいですね。そういう戦い方ができるのもEVERLONGの強みだと思います。

Yu-ta: 僕たちは長い時間ライブをする方が合っていると思うんです。速い曲はもちろん、バラードからポップまでいろいろあるから、30分では全部入らない。それが長い時間だと余すところなく演奏できるので、自分たちも楽しいですし、お客さんも楽しめると思います。

Mitsuhiro: 目指すところはクレヨンしんちゃんの映画なので(笑)。

Yu-ta: それ、いつも言ってるよね(笑)。

―どういう意味ですか?

MItsuhiro: テレビの30分では出せない味が、映画の2時間では出せるという意味です。EVERLONGのワンマンライブが目指すところはそこなんですよ(笑)。

―ワンマンは映画のように笑いあり涙ありだよと(笑)。では、最後にライブに来てくれるファンに向けてメッセージをお願いします!

Mitsuhiro: とにかくライブに来てほしいです。絶対に楽しませます。明日もがんばろうと思える、明日も笑っていこうと思えるようなライブを見せるので、ぜひ遊びに来て下さい!

Yu-ta: すごく僕らのライブはイージーだと思います。特にワンマンだと最初は全く分からなくてもだんだん心が入ってくると思うので、一度は見てほしいですね。絶対に引き込む自信はあるので、ぜひぜひ遊びに来てほしいです。

KIMU: まずはCDを聴いて、それからライブに来てほしいです。ライブで俺らの発信するものを感じてほしいなと思います。

EVERLONG 『story』 MV

■リリース情報

『Willco』
2nd Mini Album
2016.10.19発売
1700円(+tax)

■LIVE情報
EVERLONG 2nd Mini Album “willco” Release Tour
~キミ!キミ! キミ!史上最大の進撃作戦~

2016年
11月06日(日) 東京 渋谷TSUTAYA O-CREST
11月25日(金) 千葉 千葉LOOK
11月27日(日) 宮城 仙台Flying Son
12月01日(木) 京都 京都MUSE
12月03日(土) 岡山 岡山CRAZYMAMA 2nd Room
12月09日(金) 福岡 福岡Queblick
12月11日(日) 広島 広島4.14
12月16日(金) 兵庫 神戸太陽と虎
12月22日(木) 石川 金沢VAN VAN V4
12月24日(土) 栃木 宇都宮HEAVEN'S ROCK
12月25日(日) 東京 八王子MATCHVOX

ファイナルシリーズ 東名阪ワンマン
2017年
01月14日(土) 大阪 梅田Shangle-la
01月21日(土) 東京 代官山UNIT
01月28日(土) 愛知 名古屋E.L.L

■オフィシャルHP
http://everlong-nagoya.com/

■プロフィール
Mitsuhiro(Vo/Ba)、KIMU(Dr/Cho)、Yu-ta(Vo/Gt)の3人からなる、名古屋期待のニューカマー“エバロン”ことEVERLONG。2014年1月にリリースされた1stフルアルバム『プラントワーム』で地元名古屋を中心に全国的にその名を轟かせる。FREEDOM NAGOYA2014への初出演、地元の盟友ENTHと名古屋CLUB QUATTROでの2マンライブを開催、成功させる。2015年4月リリースの2ndフルアルバム『コインランドリーには』に収録されている『POPダイバー』はメロディックパンクファンのみならず、ロックキッズの心をガッチリ掴み、ロングセラー中。6月にFREEDOM NAGOYA2015のメインステージに出演。そして9月に開催された『コインランドリーには TOUR2015』東名阪ファイナルシリーズの東京新宿ACB HALLと名古屋CLUB QUATTROをソールドアウトさせる。2016年1月に『シグナルE.P』をリリースし、そのツアーファイナルの渋谷TSUTAYA O-CRESTで自身初のワンマンライブを開催。見事ソールドアウトし大きな成長を見せた。そして、10月19日に2ndミニアルバム『Willco』をリリース。

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