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ライター ツボイ

2018.6.6

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moon drop 1st Mini Album『花束のかわりに』インタビュー

「思った言葉がパッっと出たとして、そのままその場で歌うんです(浜口)」

平均年齢21歳、三重県伊勢市発のロックバンドmoon dropが、5月23日に初となる全国流通盤のミニアルバム『花束のかわりに』をリリースした。全ての曲の作詞作曲をしている浜口飛雄也が奏でるメロディと詞世界は青くて甘酸っぱい。それを表現する歌声は甘くて優しい。心にスッと入ってくる。今後の可能性を感じさせるその今作についてmoon dropのメンバー全員に話を訊いた。

ー5月23日にリリースされた初の全国流通盤『花束のかわりに』のお話を伺う前に、まずはmoon drop結成のいきさつからお聞きしてもいいですか?

清水琢聖(Gt): 確か僕がやっていたバンドと(浜口)飛雄也がやっていたバンドが、三重の鈴鹿ANSWERで対バンしたのが出会いやったよね。

浜口飛雄也(Vo): そう。そん時、まだお互いコピーバンドやったな。

清水: そうやった!その時に、僕が飛雄也の歌を聴いて一緒にやりたいと思ったんです。

浜口: 一目惚れされました(笑)。

清水: ライブの後に「一緒にバンドやらへん?」と連絡したんですけど、「考えさせて」と2ヶ月間無視されて(笑)。

浜口: そのバンドが解散してからずっとアコースティックで弾き語りをしていたので。バンドしたいなと思うようになった時、「そういえばアイツがいたな」って(笑)。でも、声を掛けてくれたのはうれしかったですね。

清水: 連絡をもらった後、とりあえずスタジオでやる曲を決めようと言って、モンゴル800の『あなたに』を2時間ずっとやるという(笑)。

ーそれはスゴいね(笑)。飛雄也くんの声に惹かれたんですね

清水: そうですね。それから…

坂 知哉(Ba): 僕が加入しました。

清水: 2017年のラストライブで前ベースが脱退したんですが、今年入ってから(坂)知哉が加入したんです。

坂: 最初はサポートだったんですけど、今年に入ってから正式に加入しました。

浜口: なんで入りたいと思った?

坂: 別のバンドをやっていた時に、moon dropと対バンしてめっちゃいいなと思って。

浜口: もうちょっとちょうだい。

坂: 声がいいなと。それで前のベースが抜けると聞いた時、他の人が弾くのがめっちゃ嫌や、俺しか嫌やと思って。

浜口: 他の人が弾くくらいなら俺が弾くって言われましたから。

清水: 俺と飛雄也も弾くなら知哉がいいよなって話をしていたからね。

ー集まるべくして集まった感じですね

浜口: そうですね。今だいぶしっくりきています。

ーいい集まり方ですね。では、次に影響を受けたアーティストをお聞きしてもいいですか?

浜口: 僕はずっとback numberばっかり聴いています。昔から恋愛の歌が好きなんです。

知哉: 僕は洋楽が好きでRed Hot Chili Peppers、Sublime、Rage Against the Machineをよく聴いていました。日本のバンドならマキシマムザホルモンです。

清水: 僕はELLEGARDENです。

ー飛雄也くんだけ違う感じですね。でも飛雄也くんが作詞作曲しているから、moon dropの楽曲が今の雰囲気になっているんですね

浜口: そうです。僕は恋愛の歌詞しか書けなくて。

ーその恋愛のネタはどこからもってくるんですか?

浜口: 全部今までの僕の恋愛から書いています。自分が普通に生活して恋愛している中で思ったことを歌う感じです。そこから曲が知らんうちにできていく感はあります。作ろうというよりは自然と。

ーメロディが先に浮かぶんですか?

浜口: 思った言葉がパッっと出たとして、そのままその場で歌うんです。だから歌詞が先だと思います。

ー言葉が先に出てくるんですね。それから弾き語りでメロディを作っていくんですか?

浜口: そうです。それからある程度作って2人に渡します。

清水: その弾き語りの状態をもらって家でフレーズを考え、それをスタジオでみんなと合わせて、そこからどんどんみんなで変えて行く感じです。

浜口: (清水)琢聖は僕が持ってきたものにmoon dropらしいメロディを乗せていく感じで、知哉は曲の構成を考えるのが得意なんです。

ーそれぞれに役割があるんだね。いま出たmoon dropらしいメロディについて聞いてもいいですか?

浜口: キャッチーで心地良くて、すっと入ってくる感じ。

清水: そんな雰囲気です。今回は割と飛雄也から、ここはこういう感じがいいというのを聞いて作っていきました。

ーなるほど。表題曲にもなっている歌始まりの『花束のかわりに』を1曲目したところに、この作品に対するみんなの意気込みを感じました

浜口: 何よりも歌を聴いてほしいので、初めてのアルバムは歌から始めたいなと思っていました。それが実現できてよかったです。

ー気になったことがあるのですが、この曲に限らず色で表現する詞が多いなと思いました。そこは意識して書かれています?

浜口: 歌詞に色を使うことはあまり意識していないんですが、出来上がりを見ると色を使っているんですよ。感じたことを何で表すとなったら、僕は色が一番表しやすくて。ふと思った気持ちを色で例えちゃうんです。それがクセなんです。

ー恋愛と色の相性はいいと思います?

浜口: 一番表しやすいかなとは思っています。

ーただ、その歌詞を読んで思ったんですが、楽しい時はあまりないんじゃないかなと

浜口: 曲を作っている時も浮き沈みが激しいというか、あまり幸せすぎる曲ばかりは歌っていないです。ライブでもドロドロした暗い部分がある方が力も入りますし、感情移入しやすい。だから、自然とそんな歌詞ばかりになっちゃいます。

ーなるほど。その今作の中で個人的には『至福の時を』が好きです。曲調も他とはちが結構アッパーで

清水: これだけ再録です。セカンドから持ってきた曲です。

浜口: 最初の頃からずっとやってきた思い入れもある曲だから、今回絶対に入れたいなと思っていました。実は今回フレーズを変えていて、もっと僕たちらしさが増したかなと思います。前作の時との違いを聴いてほしいですね。

ー今度はみなさんの思い入れの強い曲を教えてください

浜口: 個人的には『やさしい唄』ですね。どうしようもない気持ちをバーンって詰め込んだ歌なので。

清水: 僕は『dear Girl』です。2年前の夏ぐらいからライブでやっていた曲なんですけど、ずっと音源化できていなかったんです。ずっとお客さんから「あの曲を音源にしてほしい」と言われていたので、今回それがやっと音源化できたのでうれしいです。

坂: 僕は『オレンジ』が単純に好きですね。最初弾き語りを聴いた時「ヤバい」と思いました。音源になってもすごくいいので、僕はこれが一番好きです。

清水: この曲のギターは個人的に今までと違う感じのフレーズを入れてみたり、チャレンジもしています。

浜口: それにこの曲は好きな人に会いに行く歌詞なので、今回の作品の中でもポジティブな曲ですね。

ーそうなんですね。では最後に今後の目標をお願いします

浜口: 自分たちで映画の主題歌をやるのが夢なんです。映画の主題歌を任せてもらえるぐらいのバンドになりたいと思っています。

清水: 地元伊勢のライブハウスQUESTIONでワンマンを絶対にしたいです!

moon drop『花束のかわりに』Music Video

moon drop『オレンジ』Music Video

■リリース情報

『花束のかわりに』
1st Mini Album
2018.5.23 発売
1,600円(+tax)

■LIVE情報
moon drop 1st mini album“花束のかわりに”リリースツアー
6月17日(日) 三重 鈴鹿ANSWER

■オフィシャルWEB
https://moondrop-mie.jimdo.com

■プロフィール
平均年齢21歳、三重県伊勢市発の3ピースロックバンド。2014年結成。浜口飛雄也(Vo/Gt)の作曲センス、甘酸っぱくどこまでも青いメロディーが早耳リスナー達の耳に留まり、2nd DEMO『春を待つ』、3rd DEMO『花』はデモCDながら、どちらも1000枚完売。5月23日に待望の全国流通盤となるミニアルバム『花束のかわりに』をリリース。

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