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INTERVIEW 旬のアーティストインタビュー

2017.6.13

POTが2ndミニアルバム『GEMME』で自身に課したものとは

「ライブのガイドブックのような作品になっているので、CDを聴いて予習してライブに来てください!(よっぴー)」

ポップでキャッチーでハッピーな楽曲に、フロントマン3人が代わる代わるメインボーカルを取るスタイルで人気急上昇中のロックバンドPOT。彼らが、約1年半ぶりとなる2ndミニアルバム『GEMME』をリリース!ライブバンドらしく全曲ライブを意識して作られたという今作には、ここで「Yeah!」と声を出す、ここでシンガロングするなど、どの楽曲も乗る部分が分かりやすい。その楽曲について、さらに30本回るツアーについてメンバー全員に話を訊いた。

取材・文 坪井

—つい先日終わったENTHとの2マンライブPONTH!!は、いかがでした?

よっぴー(Vo/Ba):めっちゃアツかったですね。

織田(Vo/Gt):灼熱で汗がヤバかったです。

まこと(Dr):東京、大阪、名古屋全てソールドアウトして、お客さんがいっぱい来てくれたので、期待されてるなって思いました。

—このライブは、新曲お披露目会でもあったんですよね、新曲は何曲演奏されたんですか?

よっぴー:新作の中から3曲やらせてもらいました。

—お客さんの反応はいかがでした?

織田:どの曲もこれから成長していきそうな感じがありました。

まこと:初めてやったけど、みんな手を挙げてくれるなど反応が良くてリリース前やのにすごいなと思いました。

よっぴー:この時の反応が次からのライブでのノリ方やったりするんで、結構みんな頑張ってついて来てくれたなという感じですね。

—いい反応だと安心しますよね。そして、その披露した3曲が含まれたミニアルバム『GEMME』が、6月14日にリリースされます。タイトルはフランス語で「宝石」という意味ですよね。どうしてこのタイトルにしたのかからお聞きしてもいいですか?

織田:僕らも楽曲もまだ原石なので、ライブやツアーで磨いていって、最終的に宝石なりたいという意味を込めてつけました。

—今作を作るにあたりテーマなどはありました?

織田:今まで通りみんなでライブで盛り上がれるような曲というのを意識しつつ、歌詞やメロディ、ビート感は今までの僕たちになかったものを取り入れています。

—今作でそれを取り入れようと思ったのには、何かきっかけがあったんですか?

織田:このアルバムの制作中、今まで一緒にやったことがなかったバンドとライブをすることが多かったのが大きいですね。視野が広がって、違うことをやりたいなと思うようになりました。

—特に今までのPOTにはなかった色が出ているのはどの曲になります?

織田:4曲目の『BA-DANKA-DONK』ですね。

—確かにこの曲は他の曲と雰囲気が違います

織田:この曲に関しては、こだわりではないんですがこれまでと違うことをしたい気持ちが特に強かったですね。

よっぴー:曲名も何て意味?ってなりますよね(笑)。

—確かに(笑)。タイトルの『BA-DANKA-DONK』はどういう意味なんですか?

織田:「ボンキュッボン」です(笑)。この曲を作った時ちょうどハロウィーンやったんですけど、家にこもってSNSを見てたら、楽しく仮装してるお姉ちゃんお兄ちゃん達の姿から沸々と沸いてくるものがあったんです。そこから「ボンキュッボン」みたいな(笑)。

—なるほど(笑)。2曲目の『Hustle of the New World』は1分半ない曲ですが、ライブで盛り上がりそうですね

織田:『Hustle Carnival』という曲が出来てから、シリーズものではないですが、必ずアルバムには『Hustle ○○』という曲を入れています。この曲で4曲目になります。

よっぴー:「ハッスルシリーズ」は、ライブでお客さんがワチャッとする定番曲です。それの新しい世界を見せていこうぜという意味の曲なので、メロディはめっちゃ気持ち悪いです(笑)。でもクセになる感じで。「LaLaLa」であおったり、みんなで歌うパートがあるので、ライブにもってこいの曲です。

—基本的にPOTの曲はライブで盛り上がる曲がベースになっていますよね

よっぴー:織田がライブのことを考えて曲を作ってくるし、僕ら3人も織田が作ってきた曲であおりが少なかったら、もっと「Let’s go!」や「Yeah!」であおれるんちゃうん?とか、サビのメロディが立ってるバックで「Yeah!」「Oh!」とか出したらライブ感が出るんちゃうん?って言っています。全曲ライブでやりたいので、そこは言いますね。

織田:曲は全部作らず、ワンコーラスだけやAメロ、Bメロ、サビだけ作って、みんなに雰囲気を分かってもらい、やることになったら「Hey!」とかあおりを入れてみんなで作っていく感じです。

よしくん(Vo/Gt):僕らはアレンジャーですね。

—そういう面で言うと『All day』はみんなで盛り上がれる曲ですね

織田:この曲こそ、出来た時に「Yeah!」とかがあんまりなかったんですよ。

よっぴー:後から祭りビートも入れたしな。

織田:初めは全然そういうのがなかったんですけど、入れちゃおうぜ!みたいになったので「どうぞ!」って。

—POTは3人がボーカルを取るのが特徴ですが、曲は基本的に織田さんが作っていますよね。歌う際に織田さんから2人に要望があるんですか?

よっぴー:「この部分はこう歌ってよ」と言われるよりは、自分でライブを意識しながら歌っています。ボーカルが3人いるので、一曲の中でサビとAメロ、Bメロの雰囲気が違って面白いなと。ただ難しいのが、僕はサビでハモってるんですよ。そこからの切替えが難しかったりしますね。歌ってる長さが長いので息がしんどいです(笑)。しかも、空いた瞬間に「行くぞ!Let’s go!!」とか言ってるので。マジで『DANCE FEVER』とか血が昇るっス(笑)。それだけ楽しめる曲なんでけどね。

織田:一人でボーカル、ベース、コーラスをやってるもんな。

よっぴー:あおりもな。でも、一番何も言わなさそうなドラム(まこと)が「これもっとさぁ」とか言ってきます。

まこと:真面目なんですよ、僕。

よっぴー:俺らが不真面目みたいやないけ(笑)。

まこと: (笑)。心配性なんですよ。リリースじゃなかったら変えてもいいんですけど、リリースしてしまったら“コレ!”というものを提示してしまうので、もう変えられないじゃないですか。だから、構成は本当にそれでええんかなとかめっちゃ考えるんですよね。もっと大サビが活きる展開は他にあるんじゃないかとか、もっとこうやってからBメロに入った方がいいんじゃないかとか心配しちゃうんですよ。

よっぴー:一番お客さん寄りなんでしょうね。僕らは歌ったりするけど、ドラムはずっと音を聴いているからか「何かおかしない?」とよく言うので、きっと一番のお客さんやと。

まこと:一番愛しています。

よっぴー:俺らが愛していないみたいやん(笑)。すぐに差をつけんで(笑)。

—(笑)。ちなみに、まことさんが一番心配したのはどの曲ですか?

まこと:いっぱい曲があった中で『Sight』は絶対に入れたいと思った曲なんで、これですね。みんなで歌う「Whoa..Yeah..」という部分があるんですけど、そこは最初Bメロだったんですよ。このBメロいいなとなってサビの後に持っていったらどう?から始まって、めっちゃABCDメロまで出来たぐらいいろいろ構成を変えまくって、最後に落ち着いたのがこの形だったんです。

織田:確か一回ラップ入ったよね。

まこと:入った。

よっぴー:一周回って一番シンプルな形になったな。

まこと:『Sight』はPONTH!!でもやったんですけど、お客さんにも分かりやすい形にできたなと感じたので安心しました。

—実際にライブでやってみてお客さんの反応がいいとうれしいですよね。ちなみに、PONTH!!で披露したあと2曲は何ですか?

織田:『SYAKUNETSU BEAT』と『DANCE FEVER』です。

よっぴー:ぶっちゃけ寝かしてますね。絶対に盛り上がるんですよ。楽しみになるように言うんですけど、他の曲全部ヤバいので。PONTH!!では分かりやすくて乗せやすい曲を選んだだけですね。

—なるほど。そうなるとツアーが楽しみですね。ツアーは6月23日(金)の千葉LOOKから始まります

まこと:ここから始めたかったんですよね。千葉LOOKから始めると、バカデカいポスターを作ってもらえるんですよ。それを持って全国のライブハウスで飾るんです。

よっぴー:僕らのジャンルからしたら、それがひとつの登竜門というか憧れなんですよ。大阪のバンドが関東のライブハウスから始めるのって結構勇気がいるんですけど、今回満を持して行けるなと。

—日本全国を回りますが、楽しみにしている街はあります?

よっぴー:僕は高知ですね。高知の子らが熱狂的で、前回ツアーした時に来てほしい所があったら声を掛けてねと言ったら、一番高知の子からが多かったんですよ。楽しみですね。

まこと:僕は八戸です。打ち上げのご飯がおいしいんですよ。秋刀魚を一人一匹ずつ出してくれるんです。人もあったかいんですよね。

よしくん:間違いなく北海道です。僕は初めて行くので。

まこと:彼が一年間休んでた間に他のメンバーは北海道へ行ったんですよ。

織田:俺は富山ですね。前に富山へ行った時に喉を潰しガマみたいな声だったんで、そのリベンジがしたいですね。

—それは大事ですね。では、この“GEMME”TOUR2017をどういうツアーにしたいですか?

織田:タイトルの通り、原石から一本一本磨いていって、ファイナルシリーズに宝石としてこの曲たちを持っていきたいと思います。

よっぴー:そういうのを「ジェムる」って言うんです。輝いているヤツのことを「ジェムる」と(笑)。曲はもちろん僕ら自身を磨くツアーでもあるので、各地を盛り上げてファイナルシリーズを迎えたいですね。

—ファイナルシリーズの時にはかなり磨かれている状態になっていると?

よっぴー:そこは、ジェムった状態で(笑)。

—(笑)。楽しみにしています。では最後に、CDを買ってさらにライブへ来てくれるファンへ向けてメッセージをお願いします

よっぴー:僕らはライブバンドなので、ライブハウスに一人でも多くの人に来てもらいたいと思っています。今回は分かりやすくて乗りやすい曲ばかりで、ライブのガイドブックのような作品になっているので、この作品を聴いて、乗る場所をちゃんと予習してきて、ライブに足を運んでくれたらうれしいです。よろしくお願いします。

POT『SYAKUNETSU BEAT』MV

■リリース情報

『GEMME』
2nd Mini Album
2017.6.14発売
1,800円(+tax)

■LIVE情報
POT“GEMME”TOUR2017
06月23日(金) 千葉 千葉LOOK
06月28日(水) 島根出雲APOLLO
06月30日(金) 岡山 CRAZY MAMA 2nd Room
07月06日(木) 広島 CAVE-BE
07月22日(土) 栃木 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
07月28日(金) 香川高松DIME
07月29日(土) 高知 X-pt.
08月01日(火) 愛媛 Double-u studio
08月15日(火) 兵庫 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
08月18日(金) 神奈川 F.A.D YOKOHAMA
08月19日(土) 長野松本ALECX
08月23日(水) 京都 KYOTO MUSE
08月24日(木) 岐阜yanagase ants
08月30日(水) 宮城 仙台MACANA
08月31日(木) 岩手 the five morioka
09月02日(土) 北海道 札幌COLONY
09月03日(日) 北海道 苫小牧ELLCUBE
09月05日(火) 青森 八戸ROXX
09月06日(水) 秋田 Club SWINDLE
09月12日(火) 茨城mito LIGHT HOUSE
09月13日(水) 群馬 高崎club FLEEZ
09月14日(木) 新潟 GOLDEN PIGS BLACK STAGE
09月23日(土・祝) 長崎 Studio Do!
09月24日(日) 熊本 Django
09月26日(火) 福岡Queblick
10月07日(土) 石川金沢vanvanV4
10月08日(日) 富山 Soul Power

POT“GEMME”TOUR2017 FINAL SERIES
10月14日(土) 愛知名古屋CLUB QUATTRO
11月01日(木) 東京 TSUTAYA O-WEST
11月12日(日) 大阪 BIGCAT

■オフィシャルWEB
http://pot-osaka.com

■プロフィール
織田(Vo/Gt)、よっぴー(Vo/Ba)、よしくん(Vo/Gt)、まこと(Dr)からなる、大阪出身の4人組バンド。2014年7月に1stフルアルバム『ARCO IRIS』を名古屋のインディーズレーベルTRUST RECORDSから発表し、初めてのリリースツアーを回るが、ツアーのファイナルシリーズを前によしくんが急病のため、活動休止を余儀なくされる。その後2015年11月まで、サポートメンバーを迎えライブを続行。よしくんのライブ活動休止中の2015年6月にはシングル『JODEL』を1000枚限定でリリースし2日で完売。11月14日によしくんが完全復活し、2016年1月に1stフルアルバム『MISH MASH』を発表。9月7日に2ndシングル『AVENIR』をリリース。2017年3月、大阪BIGCATにて同年代のヤバイTシャツ屋さん、ENTH、ReVision of Senceを迎え初の自主企画を開催。チケットは発売後即完売。そして、2017年6月14日に2ndミニアルバム『GEMME』をリリース!

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