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ライター ワタナベ

2018.6.21

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ポタリ 9th Single 『MONSTER』インタビュー 

「今までのポタリの音楽を壊して、4人の中でのロックを追究しようというテーマで制作しました(ナツ)」

明るくキャッチーなメロディが魅力の4ピースロックバンド、ポタリ。彼女たちが6月6日に9枚目となるシングル『MONSTER』をリリースした。これまでの楽曲の中でも一番ロックで強気な表題曲『MONSTER』、それとは対称的に優しく切ないバラード曲『チクタク』の2曲が収録されている。バンドとしての可能性を広げた今作にどのような思いを込めたのか?メンバー全員に訊いた。

-いつもポップで可愛らしいラブソングのイメージの強いポタリですが、今作ではロックを前面に出しているなと思いました。このような曲を作ろうと思ったのはなぜですか?

ナツ(Vo): 今年の1月にリリースした『ポタリの2』のツアーを回ってバンドに自信がついたので、このタイミングで今までのポタリの音楽を一度壊してみようってなりました。

エミ(Gt): ライブをすると今自分たちに必要な曲が見えてくるんです。セットリストを組んだときに、こういう曲があったらより楽しんでもらえそうだなと分かるので、そこから曲作りが始まっていきます。今回はそれがロックだったんです。

ナツ: そのロックを追究した結果できたのが『MONSTER』です。今回は私がタネとなるメロディを考えました。

-ナツさんが作られたこの曲を最初に聴いたとき、皆さんはどのような印象を持ちました?

エミ: 歌詞も何も乗っていないメロディだけの状態で勢いのある感じだなと思ったので、このイメージのまま出せたら良いなと思いながらギターをつけました。

茄子川(Dr/Cho): 私は最初に聴いた時の印象を全く覚えてないのですが、最初と完成した今を比べると、とても化けたなって思っています。

ナツ: 確かに、最初に私が作った時はもっと違うイントロをつけていました。この曲の聴きどころであるイントロやAメロの中のリフみたいものなのが続いていく流れは、私だけでは思いつきませんでした。皆が上手くアレンジしてくれたおかげです。

-曲の制作が上手くいったのは、先におっしゃっていたバンドに自信がついたツアーの影響も感じていますか?

ナツ: みんなで曲を作るときに言葉を交わしたり、ライブで音を重ねたり、メンバー同士でコミュニケーションを多くとっていました。その結果、信頼関係が増したなと。

アイコ(Ba): CDの制作期間に入ると、一緒にいる時間が増えるので改めてコミュニケーションの取り方を考えるようになります。上手くコミュニケーションをとって、関係性が更に良くなったからこそ、より良い作品が作れたと思います。

-今作はまさにツアーで築き上げた絆の証が出ているのですね。次はそのタイトルについてお聞きします。『MONSTER』には悪者や怖いイメージがありますが、この曲では<あたしは何にでもなれる 可能性のモンスター>とあるように、自分に勇気や力をくれる歌詞だなと思いました。“モンスター”のイメージについて伺ってもいいですか?

ナツ: 元々ロックな楽曲で、未来に繋がるパワーや希望を込めた明るい歌詞を書けたら良いなと思っていたのと、“モンスター”を使って歌詞を書きたい思いがありました。楽曲の雰囲気にも合っているし良いなと思ったのですが、歌詞を作る際、“モンスター”という言葉が持っているネガティブなイメージをどう明るく変えるか悩みました。その結果、誰しもの中に可能性のモンスターが眠っていると考えて、それが目覚めた未来は無限大だという応援ソングに仕上げました。

-ライブでも盛り上がること間違いなしの曲だと思うのですが、ここを聴いてほしい!というところはありますか?

アイコ: 私はラストのサビに向かってくところが好きです。2番サビの後のラジオボイスのようになるところからの展開が気に入っています。ラストに向かっていく時の葛藤が出ている感じが好きなので、そのイメージでいつも演奏しています。

エミ: 私はラストのサビ前のところですね。ギターとベースで同じリフを弾くのですが、ここの呼吸が合った時の気持ち良さといったら。ドラムも何もない中、二人の息だけで合わせなければならないので、それができたときの達成感が大きいです。

アイコ: 私もこのとき、左耳をめちゃめちゃエミに向けています。とても集中する瞬間です。

エミ: アイコが少し溜めた時も、集中してそこについて行きます。あの瞬間はライブでしか味わえないかなと。

ナツ: いっぱい集中する所がある曲だと思います。私はこの曲を歌う前のブレスの長さやタイミングにこだわっています。そこが上手くいくと曲の勢いに関わっていくので。勢いを出したい思いは常にありますね。

-ライブも楽しめるところが多くありますね!また公開されているMVでは、モノクロで色々な目に囲まれていて、今までとは違う印象を受けました。今回のMVのこだわりを教えて下さい

エミ: 今回のテーマが「目覚める」なので目を意識して表現しました。CDジャケットではわざと目を隠してまだ見えていない部分を表わし、MVでは逆にその「目」にすごく見られているという感じにしています。監督が「今回は今までと全然違うからモノクロとかどう?」と言ってくれて、今まで考えたことなかったけど確かにないなと思ったので挑戦してみました。曲も今までになかった分、MVでも違う感じを出せたのは良かったと思います。

-ロックなポタリが伝わってきました。そして、その『MONSTER』の次『チクタク』は優しくて切ない曲。1曲目とは正反対な印象を受けました。この流れは考えていました?

アイコ: 全然思っていなかったです。曲出しのときにこの2曲が同時に選ばれただけなのですが、自然とテーマも雰囲気も対照的になっていました。まだまだ可能性があるとか未来を表すのが『MONSTER』で、私が『ポタリの2』を作り終わって今までのことを振り返って作った過去を表わしているのは『チクタク』だなと。

-そうなのですね。この曲は<たかたった>とか<つったったまま>という部分のリズムが可愛いなと思いました。でも切ない感じなんですよね

茄子川: この曲はアイコ節が出ているよね(笑)。

アイコ: 一人に向けても書いていますし、自分に向けても書いている曲です。好きなだけ書くと重くなりすぎると思ったので、軽い感じにしています。時が過ぎていって寂しいけど嬉しい感覚を歌っているのですが、この感覚は誰でも感じたことがあると思うので、なるべく当たり前に聴けるような曲にしたいと思いました。Aメロではそういった歌詞でちょっとふざけた感じにしたり、音で景色が見えるような感じにしたりと色々詰め込んだ結果こうなりました(笑)。

-その感覚がしっかり伝わってきました。演奏の面ではいかがでした?

ナツ: 私は歌詞の内容をちゃんと理解して歌いたいので、自分の中の経験と照らし合わせて考えたり、アイコと過去に話したことを思い出したりして、アイコの気持ちになって歌っています。

アイコ: 優しすぎず、静かすぎない微妙な雰囲気を、テンポやギターの音の感じなどでみんなが上手く表現してくれました。その全部がないとこの曲にならなかったから、苦労したけど良かったと思います。

-『MONSTER』と『チクタク』では曲調も対照的ですが、ドラムの演奏はいかがでした?

茄子川: 今回本当に曲調が違うので気持ちの切り替えが大変でした。でもこの2曲、実は共通点があるんです。いつもだったら曲によってスネアの音やスネア自体を変えたりしているのですが、今回はたまたま一緒のスネアを使用しています。同じスネアなのに全然違う風に聴こえるのが面白いなって。そこに気付いてくれる人がいたらいいなと思っています。

-意識して聴いてみます。今回は対照的な曲を制作しましたが、今後作ってみたい曲はありますか?

ナツ: メンバーとも話をしているのですが、ライブ中に皆で歌える曲やライブで映える曲を増やしたいと思っています。もう少しバラード曲があれば良いとも思うし、まだまだ作りたい曲は数多くあります。

アイコ: 私は音源としても宝物になっていてライブでもまた良いなみたいな曲もほしいと思っています。

-ライブはやはり常に意識しているのですね。今回の全国ツアーで楽しみなことは何ですか?

ナツ: その土地によって空気やお客さんのテンションなどが違うので、そこでしか感じられないものをしっかり受け取って、その日その人たちと作るライブをしていきたいですね。その過程で自分たちの曲が育っていく様子が楽しみです。

茄子川: 私は全国ツアーといえば、その土地の美味しいものを食べに行くのが本当に楽しみです(笑)。その土地の美味しい物を食べると、そこの人たちと同じ気持ちになれるようで気持ちが高まります。

-その後は、地元名古屋を含む2マンでのファイナルツアーが待っていますね

エミ: ここで音楽を始めた気持ちがあるので、やはり気分は上がります。地元でしか観られないステージがあるのかもしれないと思いますし。

アイコ: 対バン相手も思い入れのある人たちばかりなので楽しみです。彼らのライブを観て、その日その場所で生まれるものが絶対あると思っているので、確実に良い一日になります。

-どちらのツアーも楽しみですね。では最後に今作を聴いてくれたファンにメッセージをお願いします

ナツ: 今回のツアーでは新曲『MONSTER』はもちろん、1月にリリースしたフルアルバム『ポタリの2』も改めて色々な人に知ってほしいと思っているので、年明けのアルバムツアーでできなかった曲も披露する予定です。今この4人で作る曲にすごく自信があって、今回のツアーを回ってまたパワーアップしていくので、是非生でその音を感じにライブに来て下さい!

ポタリ 『MONSTER』Music Video

■リリース情報

『MONSTER』
9th Single
2018.6.6発売
500円(tax in)

■ライブ情報
ポタリing TOUR 2018~再び走る、ポタリ!みんなとの友情を証明するPっP~
6月22日(金) 静岡 静岡UMBER
6月24日(日) 東京 渋谷TSUTAYA O-Crest
7月8日(日) 大阪 福島2nd LINE
7月14日(土) 石川 金沢VanVanV4
7月16日(月祝) 新潟 新潟GOLDEN PIGS Black
7月27日(金) 神奈川 横浜BAYSIS
7月29日(日) 福島 郡山PEAK ACTION
7月30日(月) 宮城 仙台FLYING SON
8月3日(金) 京都 京都MUSE
8月4日(土) 三重 四日市CHAOS

東名阪 TOUR FINAL 2MAN SHOW
8月12日(日) 大阪 心斎橋Pangea
8月18日(土) 東京 渋谷TSUTAYA O-Crest
8月24日(金) 愛知 名古屋Electric Lady Land

■イベント情報
6月30日(土) 神奈川 I-RabBits presents YOKOHAMA MUSIC FUTURE ~トゥーフェイスサーキット2018~ @神奈川・横浜2開場サーキットイベント
7月7日(土) 大阪 見放題2018 @大阪・ミナミ一帯ライブハウスサーキットイベント

■オフィシャルWEB
http://potali.jp/

■プロフィール
愛知県を拠点に活動する4ピースロックバンド。2012年に「TANK!theAUDITION 2012」で優勝し、愛知県最大のフェス「TREASURE05X 2012 –dancing colorz-」のメインステージにてオープニングアクトとして出演。2015年に自身初のフルアルバム『ポタリ』をリリースし東京・名古屋でワンマンライブを開催。大成功を収める。2017年に名古屋限定ワンマンライブ「真夏の王女たち」を名古屋Electric Lady Landにて開催し、ソールドアウト。2018年のフルアルバム『ポタリの2』では東名阪ワンマンライブを行い、名古屋公演では“名古屋クラブクアトロ”の舞台に立つ。そして6月6日に9枚目のシングル『MONSTER』をリリースした。

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