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ライター ツボイ

2018.11.19

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sooogood! 1st Album『sooogood!』インタビュー

「sooogood!ってめっちゃカッコいいよねと言わせたい」

1stアルバム『sooogood!』を10月10日にリリースしたsooogood!。多彩なフィーチャリングアーティストを迎えた楽曲も収録された今作は、オリジナリティに溢れ、音楽シーンに新たな風を吹き込んだ。そのリリースから約1ヶ月、作品について改めて話を聞きつつ、配信でのリリースやCDを出す意味、さらにはライブでの表現方法までsooogood!本人にその思いを語ってもらった。

―10月10日のリリースから約1ヶ月経ちますが、周りからの反響はいかがですか?

sooogood!: 前から僕のことを知ってくれている人からは、「めちゃくちゃ面白いし、カッコいいね」と言っていただいたし、今回フィーチャリングアーティストとして参加していただいた、藤井隆さんやYOUさんから入ってきた人たちからも「面白いね」と言っていただきました。僕が思っていた“音楽ってすごく楽しい”という根幹を感じてくれた人が多くいたので、すごくうれしいです。

―今作はフィーチャリングアーティストとして、モデルのアリスムカイデさんから芸人の藤井隆さん、タレントのYOUさん、そしてラッパーのGOMESSさんを迎えた楽曲も収録されています。楽曲はそれぞれの方のキャラクターしっかり出ているなと感じました

sooogood!: それぞれのキャラクターが出るように作れたと思います。アリスさんに関しては、実は彼女の歌を聴かずに曲を作りました。でも、きっといい歌声なんだろうなという想像はしていて。実際にその通りだったので楽しく作れました。藤井隆さんとの曲『ドラマチックピンクビキニ feat. 藤井隆』はかなり難産で、曲を一度書いてから何度もメロディも歌詞も変えました。それに対して藤井さんは「全然大丈夫ですよ。sooogood!さんの好きなようにしてください。自分はそれに対してできる限りやります」と言っていただいて。すごくうれしかったし、すごくいい楽曲が作れました。

―藤井隆さんの曲と言えば『ナンダカンダ』のイメージがすごくあります。曲を作るにあたってそのイメージに引っ張られなかったですか?

sooogood!: その曲が出たのは小学生の頃だったので僕もよく聴いていました。藤井隆さんの曲は『ナンダカンダ』もありますが、tofubeatsの『ディスコの神様』やシンガーとして出されている曲もカッコいいので、特に引っ張られなかったですね。僕的には藤井隆さんはPrinceやEarth, Wind & Fireのイメージの方が強くて、個性が強くてセクシーでエンターテイメントもすごく突き抜けているので日本のPrinceだなと。だから、PrinceとEarth, Wind & Fireの間の子みたいなイメージで曲を作りました。

―なるほど。言われると確かにそういう楽曲なっています。YOUさんは今タレントで活躍されていますが、実は昔バンドを組んでいてボーカルだったことを知っている人も少ないと思うんですよ

sooogood!: YOUさんは僕もテレビの人というイメージです。大学生の頃にFAIRCHILDというバンドでYOUさんがボーカルだったことを知りました。僕はソロの曲『幸せでゆこう』が好きだったので、最近は歌っていないことを知りつつも、今歌ったらとっても素敵に聴こえるんじゃないかと思いダメ元でお願いしました。快く引き受けていただき、すごく魅力的な歌を歌ってくれたので、お願いして本当に良かったです。

―ウィスパーボイスがYOUさんのイメージそのままでした

sooogood!: 僕も同じです。YOUさんのイメージのままがすごく良かったし、甘くて切ない感じで歌ってくれたのでうれしかったです。

―YOUさんの声をイメージして曲を作ったんですか?

sooogood!: YOUさんがどんな感じで歌われるのかは置いておいて、僕なりのラブレターという感じで曲を作りました。

―お互いが会話をしているかのような曲に仕上がっていますね

sooogood!: こういうことをしたい、こう言ってほしい、言いたいという僕の妄想です(笑)。

―なるほど(笑)。そしてラッパーのGOMESSさんとの楽曲ですが、どのようなイメージで作られたんですか?

sooogood!: GOMESSくんとは去年ぐらいから仲良くさせていただいていて、このアルバムのボトムとなる曲を作りたいなと思いお願いしました。ダイナミクスのあるアルバムにしたかったので、GOMESSくんがクジラになって深海の底の底の一番深いところに潜っているイメージで『atlantis feat. GOMESS』という曲を作りました。それに、この曲はミックス段階で一番変わったかもしれないです。最初はもっと音数が多かったんですが、もっと静かな方がいいなと思ってかなり引き算しました。

―余分な音を削ぎ落としていった感じですか?

sooogood!: そうですね。アルバム全体でも、『ドラマチックピンクビキニ feat. 藤井隆』以外はミックスの時点でめちゃ削ぎ落としました。

―そう思うと、バンドをやられていた時と現在とでは音楽性はかなり違いますね

sooogood!: 確かに全然違いますが、基本的なルーツは一緒だと思います。発するものが違うだけで根幹にあるものはあまり変わってなくて、どのアーティストから出すかの違いだと思います。前のバンドは女の子のボーカルから発せられるものだったし、今はsooogood!のシミズコウヘイから発せられるものという違いだけですね。

―根幹は変わっていないとのことですが、曲作りの面での変化はありました?

sooogood!: あまり変わっていないです。バンドの時もsooogood!でも最後まで自分でアレンジなどをしてレコーディングしていますので。一番変わったのは誰に書くかですね。バンドや他の人に提供する楽曲を書くことはよくあったんですけど、自分自身のために書くのは初めてだったで、ある意味「この新人アーティストを任せたよ」と言われているのに近い感覚でした。完成されていないものをゼロから始めることなので、すごく大変だったけどワクワク感も強かったですね。

―ワクワク感があったんですね。今までと違い自分の言葉を自分で表現することに恥ずかしさはありました?

sooogood!: それはないですね。自分の口から発するので、自分の身近なことを書きたいと思いました。自分の気持ちそのものを直接は届けたくはないけど、根幹にあるストーリーやテーマは全部自分の生活に根ざしたことです。

―アルバムリリースに至るまでは配信で曲をリリースされていましたが、CDではなく配信にされたのはどうしてですか?

sooogood!: すぐに世に出せるのはすごく便利だし、すぐ聴いてもらえるのはすごくいいことだと思います。ただ、サブスクリプションや配信で聴くことで、楽曲への愛やアーティストへの愛が薄くなるんじゃないかとも思っています。出会えるアーティストや楽曲は、たぶんこれまでの10倍以上は増えていると思うんですけど、その分「この曲何だったっけ?」ということがすごく増えている気がして。それって、出会う曲が多すぎて曲の印象が薄くなっているんじゃないかと。だからこそCDを出すことをすごく大事にしたいし、CDを出す意味を改めて再認識したいなという意味を込めて配信していました。

―配信は消費されていくスピードが速くて印象に残らないと思うんですよ

sooogood!: だから今は名盤が生まれづらいのかなと思います。そういう意味ではミュージシャンシップが一番問われてくるなと思っていて、楽曲の良さは当然、アーティスト像そのものがカッコ良くないと意味がないんじゃないかと。それは距離感などいろいろあると思うんですけど、今はアーティスト自身も進化を問われていると思います。

―何か分かる気がします。今作は打ち込みで楽曲を作られていると思いますが、その楽曲をライブでどう表現しようと考えています?

sooogood!: 基本打ち込みで楽曲を作っていますが、今回のツアーは全部バンドでやろうと思っています。CDの完全再現じゃなく、バンドアレンジにがっつり変えてライブ感を大事にしたいなと。

―作品を作ったけどライブ用にもひとつの作品を作る感覚ですかね

sooogood!: おっしゃる通りで、このアルバムを次に繋げるためにアレンジをして、もうひとつ作品を作る感覚ですね。

―打ち込みの曲をバンドアレンジすることで曲の雰囲気や空気感も変わると思います。どんなライブになるのか楽しみですね

sooogood!: アーティストによって考えはそれぞれだと思うんですが、きっと完全再現しても超カッコいいと思うんですよ。ループ楽曲じゃないと難しいとは思うんですが、CD通りに完全再現しますと言われたら「マジ?」ってなりますから。僕はそういう感じではなく、しっかりAメロ、Bメロ、サビという展開があって、ダイナミクスのあるJ-POPでやりたいと思っています。まずは日本人に届けと思っているので、バンドサウンドでしっかりアレンジしたいですね。

―そのツアーが始まります。ゲストも発表されていますが、フィーチャリングアーティスさんとのライブが観られるのはファンも楽しみだと思います

sooogood!: そこでしか聴けないライブにするし、楽しんでもらいたいという一心でやります。1曲だけじゃなく、他の曲も一緒にやってもらおうとも思っています。せっかくなので面白いことをやりたいですね。

―楽しみにしています。ここで、今年も1ヶ月半で終わりますので、今年はどんな年だったかをお聞きしてもいいですか?

sooogood!: 今年は楽曲や歌、自分の内面などいろんなことに対して見つめ直す年だったと思いますし、もっともっとカッコ良くなりたいなという悔しさのある年でもあったかなと。もっとカッコいい曲を作りたいという気持ちが強くなりました。

―それを踏まえ、2019年への抱負も伺っていいですか?

sooogood!: 2019年は華やかな年にしたいですね(笑)。2018年はリリースもできたし、いい年だったことに間違いないんですけど、準備期間だったなと。だから2019年は、「sooogood!ってめっちゃカッコいいよね」と言わせたいです。

―2019年も期待しています。では最後に、ライブを楽しみに来てくれるファンへ向けてメッセージをお願いします

sooogood!: ライブに来て間違いないと言わせる自信しかないし、このライブを目撃しておかないと絶対に損をすると思います。だからみんなに来て欲しいし僕に会いに来て欲しい。待ってます。

sooogood!『ドラマチックピンクビキニ feat. 藤井隆』(Official Music Video)

sooogood!『マハ×ラジャ feat. アリスムカイデ』(Official Music Video)

■リリース情報

『sooogood!』
1st Album
2018.10.10 発売
2,300円(+tax)

■LIVE情報
sooogood! TOUR 2018
12月07日(金) 大阪 Live House Pangea
12月10日(月) 愛知 CLUB UPSET
12月20日(木) 北海道 札幌Sound Lab mole
12月27日(木) 東京 渋谷WWW

■オフィシャルHP
https://sooogood.net/

■プロフィール
ボーカル、ギター、トークボックス、プログラミング、作詞、作曲、アレンジなどを全てこなす“FUTUREシンガーソングライター”として2017年4月に活動スタート。同年7月5日に、デジタルデビューシングル『diamond / 低血圧girl』をリリース。7月27日に初の自主企画「sooogood! Presents “diamonds”」(Guest:LUCKY TAPES / 向井太一)、9月には初の東名阪ツアー「sooogood! TOUR 2017 “Aura”」(Guest:印象派 / GOMESS)を開催。2018年は、6月13日の『Thunder Baby』を皮切りに、7月11日『atlantis feat. GOMESS』、 8月8日『マハ× ラジャ feat. アリスムカイデ』と、3ヵ月連続でデジタルシングルをリリース。そして、10月10日に待望の1stアルバム『sooogood!』をリリースした。
ほかに、菅田将暉の音楽活動全般 (LIVE / レコーディング / MV)のサポート・ギタリスト、桐谷健太の楽曲『何か」のアレンジ、ギター演奏、プログラミングを担当。声優の入野自由、竹達彩奈への楽曲提供(作詞、作曲、ギター演奏)、LIVEサポート・ギタリストなど、マルチに活躍中。

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