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ライター T-Friends

2018.2.8

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04 Limited Sazabys “Squall tour” FINAL!!

2018.1.26 (金) @Zepp Nagoya

愛と愛がぶつかり合った地元名古屋でのツアーファイナル

昨年8月にリリースされたシングル『Squall』を引っ提げ、11月からスタートした「Squall tour」。そのツアーファイナルが1月25日(木)、26日(金)の2日間に渡り、Zepp Nagoyaにて行われた。満員の場内は、始まる前から凍えるような外の寒さとは正反対に、地元ヒーローの登場を待ちわびるオーディエンスの熱で温まっていた。

ゆっくりと上がる黒い幕を見つめながらSEに合わせてクラップするオーディエンスの目の前に、GEN(Ba/Vo)、HIROKAZ(Gt)、RYU-TA(Gt/Cho)、KOUHEI(Dr/Cho)の姿が見えると、ステージへ向かって人の波が押し寄せる。『escape』でライブがスタートすると、RYU-TAの「名古屋来いやー!」の掛け声を合図に『monolith』『swim』と挨拶代わりのアンセムを畳み掛ける。GENが「名古屋が生んだスーパースター、04 Limited Sazabysです!」と高ぶるフロアへ改めて挨拶し、「ついてこれる?俺らにチューニング合わせてきてる?」とオーディエンスを挑発すると、『Warp』『climb』『drops』を立て続けにドロップ。KOUHEIの軽快なツービートに合わせたステップや、GENの声に負けないくらいのコール&レスポンスが会場を包み込み、ぐいぐいと会場の熱が高まっていく。

RYU-TAが「みんな俺の手拍子を真似してね!」と変則的な手拍子を始めると、GENが「リュウちゃんは素直じゃないなぁ」と呟き、「愛してやまない名古屋のみなさんに送っていいですか!?」と『happiness』を披露。4人が笑顔を見せながら鳴らす遊び心溢れるプレイによって、先ほどまでの突っ走るナンバーから一転、横揺れのポップな世界へと誘われる。

唐突に激しい雨と雷の音がステージに注がれると、「やべぇ…布団ほしてきた」、「ちょっと味仙行こう…」と言いながらKOUHEI以外のメンバーは一時退散。そして、KOUHEIが「スコール早飲み選手権」の開催を告げる。KOUHEIから指名された男女3人と、GENの無茶振りから急きょ司会進行役のKOUHEIも加わり、ペットボトルに入ったスコールの早飲みを競い、会場を楽しませた。

雨の音が再び聞こえると、RYU-TAがステージに現れギターを掻き鳴らす。そして、再度メンバー全員がステージに揃うと後半戦へ。至る所にモッシュやダイブが沸き起こった『Buster call』。真っ赤なステージに真っ赤な光線が差し込み狂騒感を際立たせた『capture』。4人の音が重なり合い、すさまじい音圧で鳴らすサウンドに圧巻された『fiction』と立て続けにキラーチューンを投下。場内の熱気を急加速で高めていく。

今ステージに立って輝けているのは、間違いなくファンのみんなが会いに来て、僕らを感じに来てくれるからで、みんながいないと輝けない。その感謝を自身が輝きまくって返すと約束し『Grasshopper』へとなだれ込む。インディーズ時代初期からある楽曲を名古屋で披露することで、地元に対する愛や感謝の思いが込められた一際輝く特別な曲になったのではないだろうか。その愛情は『Letter』にも込められており、「会いに来てくれてありがとう。会いに来た人を1番信頼しています。会いに来てくれた人に手紙を書いてきました」と、綴られた手紙を読み上げるかのように言葉の1つ1つを丁寧にオーディエンスの心へ届けてゆく。その手紙をしっかりと受け取った合図かのように掲げられた手が、満員のフロアを埋め尽くす。そして、「自分が好きで始めた音楽が今では誰かのためになっているのが幸せであって、だからこそ今日は来ているみんなの為に歌った」と話すと、「考えて考えて…考えすぎて自分がわからなくなってしまったあなたの為に歌います!Squall!」と、最新ナンバーでとどめを刺す。不安を吹き飛ばすような爽快なサウンドに乗せて、悩みをかっさらっていくようなGENのハイトーンボイスが何処までも響いていた。「俺たち似た者同士でしょ?これからもついて来てください」と言葉を残し本編は幕を閉じた。

すぐさま起こったアンコールを求める声の中、再びステージにあがったメンバー。RYU-TAが「名古屋ありがとー!ファイナル最高―!」とマイクを通さずに感想を叫ぶ。そして初めてZepp Nagoyaでの2daysライブを行い「Zeppの次はどこだろうね」とGENがボソリと呟いたかと思えば、唐突に「04 Limited Sazabys、2018年5月5日ガイシホールでワンマンします!!」と日本ガイシホールでのワンマン公演がアナウンスされる。突然の発表に驚きと歓喜が入り乱れた叫び声で溢れるフロア。興奮冷めやらぬフロアに「ワンマンでしか歌わない!」と高らかに宣言した『Give me』、天井に掲げられたミラーボールが会場に光のシャワーを降らせた『midnight cruising』をプレゼントし「Squall tour」は大盛況で終了した。

終演後、会場の外では「零四新聞」と名付けられた号外が配られていた。それは、日本ガイシホールを加えた東名阪アリーナツアーと、3月14日にニューシングルをリリースすることを知らせるものだった。2018年の今年、バンド結成10周年を迎える04 Limited Sazabys。4月のYON FES、5月のアリーナツアー。これだけで終わるはずがない。この先も快進撃を続ける名古屋のスーパーヒーローから目が離せない。

文/伊藤成美 写真/ヤオタケシ

■セットリスト
01. escape
02. monolith
03. swim
04. warp
05. climb
06. drops
07. nem…
08. Remember
09. Now here, No where
10. happiness
11. me?
12. telepathy
13. Buster call
14. capture
15. fiction
16. discord
17. Grasshopper
18. fog
19.Letter
20. hello
21. Squall
(encore)
22. Give me
23. midnight cruising

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