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ライター T-Friends

2018.3.15

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BACK LIFT Seeding Your Country Tour Final

2018.2.11(日) @DIAMOND HALL

最後の種蒔きは地元名古屋!芽となり大きな花となる日が近いことを確信した夜

BACK LIFTが昨年11月15日にリリースしたメジャー1stフルアルバム『Seeding』。彼らにとって記念すべき1枚となった今作のリリースツアーグランドファイナルが、2018年2月11日(日)に地元のダイアモンドホールにて行われた。ツアーの最後を盛り上げるゲストに選ばれたのは、レーベルメイトであり同じ名古屋のバンド・ヒステリックパニックと、新潟のa crowd of rebellion。ここでは、目撃した人の記憶から消えることがないであろうこの日の模様をお届けする。

「遊ぼうぜー!!」とステージに出てくるや否や熱い歓声と拍手に包まれたのは、トップバッター名古屋のヒステリックパニック。オーディエンスがぎゅっとステージに押し寄せると、「かかってこい!」「上に飛ぶぞ!」と、とも(Vo)がオーディエンスをあおり、『人生ゲーム』『i scream』『TeaR』を立て続けにドロップ。負けじと熱を増していくフロアは、サークルやモッシュでもみくちゃに。重厚感のあるサウンドにTack朗(Gt/Vo)の高い声と、とものスクリームが、オーディエンスに勢いを与える。

「全国を回ってきたバックリに、やっぱり名古屋が1番だって思わせたいでしょ!行けますか名古屋ー!」と『全日本ぬるぬる音頭』でフロアをお祭り騒ぎにすると、『ライジングさん』『うそつき。』では真っ赤に照らされるステージで加速し続けるメンバーとフロアで巻き起こる大きなサークルやダイブで熱量は最高潮に。最初から最後まで勢いを止めることなく駆け抜けた彼らは最後、「バックリおかえりー!」とステージを後にした。

■セットリスト
-ヒステリックパニック
1.人生ゲーム
2.i scream
3.TeaR
4.憂&哀
5.月曜日が始まんで~
6.全日本ぬるぬる音頭
7.ライジングさん
8.うそつき。

続いて登場したのはa crowd of rebellion。「聞こえてるか名古屋!新潟から来ましたa crowd of rebellionです!よろしくー!」と宮田大作(Vo)の叫ぶような声が会場に響き渡りライブがスタート。『The Crow』『Nex:us』を続けて披露すると、早くもフロアは高く挙がる拳で埋め尽くされる。「憎しみ悲しみはなくならないし、いらつきも消えない。俺たちは歌にのせる。お前たちは身体にのせて見せてみろ!」と宮田がオーディエンスに言葉を投げかけると、それに応えるようにフロアはサークルやダイブで入り乱れ、丸山漠(Gt.)の鋭いギター音がオーディエンスの興奮をさらに助長させる。

「今日、バックリが地元での大事なツアーファイナルに俺たちを呼んでくれた。お前らと俺らを出会わせてくれたバックリが大好きです。一緒にバックリに届けよう!」と、高く拳を挙げたオーディエンスとともにBACK LIFTのいる舞台袖へ向けて『aquarium』をシンガロングすると、最後の『M1917』では今日1番の爆音をフロアに浴びせBACK LIFTへ繋げた。

■セットリスト
- a crowd of rebellion
1.The Crow
2.Nex:us
3.She'll Never Forgive To Be Insulted.
4.BLACK ANTHEM
5.aquarium
6.リビルド
7.M1917

お馴染みのSEが始まると、手拍子と拍手が入り交じったフロアに迎えられ、深谷'YU-PON'雄基(Gt/Cho)、都築'HEAVIN'史生(Dr/Cho)、小林'KICHIKU'辰也(Ba/Vo)が走ってステージに現れる。3人が顔を合わせ、KICHIKUの「名古屋ー!シーカンツアーラスト!残すことなく全部捨てて帰れー!」の言葉から最高の夜がスタート。

『Eight Mat Room』『LOOK UP TOGETHER』『morning』でステージが始まったばかりとは思えないような勢いで駆け抜けると、全国を回って日本を味噌まみれにしてきたと地元名古屋をネタにして笑いを誘い、自分たちはめちゃめちゃカッコいいと思わせてやると宣言し『Hate』へ繋げた。フロアに高く挙がる手が下がる様子もなく、飛び跳ね身体を揺らすオーディエンスに「お前らサイコーやなぁ!」とメンバーも笑顔を見せる。そして、「2バンドがあんなおっきいサークル作っとったんやから余裕やろ?」とオーディエンスをあおり演奏した『KIDS PLAY HARD』では、フロアの真ん中に大きなサークルができ、それをうれしそうに眺めていた。

「ツアー各地で出会ってくれた人、帰ってきてくれた人、そして待ってくれてる人たちのために歌いたくてアルバムに入れました」と今までの勢いとは裏腹に、聴かせるような歌声とバンドサウンドが響き渡った『everything to me』では、3人の気持ちがしっかり届いたよとフロアには拳が高く挙げられた。『LIVING ROOM』から再びBACK LIFTの疾走感溢れるライブが始まると、ステージとフロアの一体感に惹かれたのか『with you all the time』では、ヒスパニのTack朗と$EIGOがステージに現れフロアへダイブ。一緒に盛り上げた。
「芽が出るには時間がかかるから、心に種を蒔こうとツアーをしてきた。ここダイアモンドホールでファイルができて、この2バンドを呼べて、嬉しいありがとう!来てくれたみんなにも感謝する、ありがとう!」と満面の笑みで話すKICHIKU。そして最後に、『Catch』『Breakthrough』を立て続けに披露して本編が終了した。

アンコールの手拍子が沸き起こる中、スクリーンに突然映像が流れ始める。『少年少女秘密基地フェスティバル2018』開催決定の文字が映し出されると、湧き上がるオーディエンス。再び登場した3人は「俺たちを呼んだってことはまだまだ出してくれるってことですか!」と、真っ直ぐな言葉でフロアを真っ直ぐに見つめ『僕からあなたへ』を演奏。そして、今日が誕生日のa crowd of rebellion宮田からのリクエストだという『Sign』を披露し、「また帰ってくるから!出会ってくれて来てくれてありがとう!」と3人は深く頭を下げてツアーファイナルの幕を閉じた。

もっとBACK LIFTの音を浴びたいオーディエンスの願いが彼らに届いたのか、3人が再びステージに登場。「チケット代倍払ってもらうからな」とYU-PONが冗談で笑いを取りながらも、今日来てくれて本当にありがとうと何度も感謝の言葉を口にした。そして、幸せになって帰ってくださいと『White』『ALWAYS』を歌い上げた。最後は3人がマイクを通さず自分の声でありがとうを伝え、冷めない熱と止まない拍手の中、最後の種まきは終了した。

愛してやまない地元名古屋に、全国を回ってたくさんの種をまいて成長して大きくなって戻ってきた。今日のダイアモンドホールのステージからの景色は3人の記憶から消えることはないだろう。BACK LIFTとオーディエンス両方の“楽しい”と“幸せ”が溢れかえった夜を目の当たりにして、彼らの蒔いた種が芽となり大きな花が咲く日はきっとすぐそこまで来ていると確信した。

文/マナミ 写真/ヒステリックパニック&a crowd of rebellion:前田達也(tatsuyamaedaphoto.tumblr.com)、BACK LIFT:ヤオタケシ(@takeshiyao)

■セットリスト
-BACK LIFT
01.Eight Mat Room
02.LOOK UP TOGETHER
03.morning
04.Hate
05.Seeding
06.HUNGRY
07.THE MEMORY MAKES ME SMILE
08.KIDS PLAY HARD
09.You're A Fool
10.Cat or DOG
11.everything to me
12.LIVING ROOM
13.This is myself
14.NEVER SAY DIE
15.From Country
16.Youth
17.with you all the time
18.Catch
19.Breakthrough
(encore)
20.僕からあなたへ
21.I NEED
22.Sign
23.MY PRECIOUS LIFE
(w encore)
24.Search
25.ALWAYS

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