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ライター T-Friends

2018.8.7

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CHAI 3rd EP「わがまマニア」リリース記念 Because ウィーアー・CHAIトゥアー〜ワンマンだよ〜 2018.6.23(土) @伏見JAMMIN’

最高に可愛くてエキサイティングなCHAIの世界へ

2018年6月23日(土)、午後6時頃。伏見JAMMIN’の前には長蛇の列ができていた。人気急上昇中のNEOニュー・エキサイト・オンナバンドCHAIのツアー、いや、トゥアーの開催を待ちわびた人たちで。本レポートでは、とっても可愛くてとってもエキサイティングな彼女たちのライブを存分にお届けする。

暗いままのフロアに、突然「C!H!A!I!」というお馴染みのSEが流れる。オーディエンスから手拍子が沸き起こる中、ライトをブンブン振り回しながら4人がステージに姿を現す。マナ(Vo/Key)、カナ(Vo/Gt)、ユウキ(Ba/Cho)、ユナ(Dr/Cho)の4人が一斉に手を上へ突き上げた瞬間、ステージがパッと明るくなり、ピンク色の衣装を見に纏ったCHAIを照らす。ワクワクが弾けるようにマナが「ウィーアーミュージシャン!!」と叫ぶと、一曲目『We Are Musician』がスタート。赤のライトがステージを照らし、マナの可愛い振り付けと共に曲が進んでいく。ユウキ、マナ、カナがぴったり揃いながら体を揺らせば、オーディエンスもそれに合わせて体を揺らしたり、両手を大きく挙げたり、踊ったり…。CHAIのライブの楽しみ方は自由。まるで海外のフェスに足を運んでいるかのような、フリーダムでハッピーな空間が溢れていた。

ブルーのライトに照らされ始まったのは『ボーイズ・セコ・メン』。流れるような優しい音楽に、綺麗なコーラス。そこに乗っかる歌詞は、「わかる!わかる!」と、言いたくなるような、まるでガールズトーク。CHAI節を炸裂させながらライブはどんどん進んでいく。

マナとカナがステージ両端の台へと上がり『わがまマニア』のジャケットのパネルを振りながらCDの宣伝をポップに行えば、ダンシング・クイーンの替え歌をアカペラでマナとカナが歌い、その横でユウキとユナが踊るお決まりの自己紹介もあり、オーディエンスは笑みがこぼれっぱなし、至る所から「かわいいー!」との声が飛び交っていた。

「CHAIだよー!」とマナが叫ぶと、カナ、ユウキ、ユナもそれぞれに「CHAIだよー!CHAIだよー!」と嬉しそうにフロアに向かって手を振る。そして、マナがマイクを手に持ちゆっくりステージを歩きながら話し始める。マナは目が小さい、カナは鼻が低い、ユナは顔が大きい、ユウキは首が長い。でも、だからこそNEOかわいい、コンプレックスはチャーミングだ、と。「Yes?(そう思いませんか?)」と問えば、オーディエンスからは「Yes!(そう思う!)」と全力の返しが。マナの「コンプレックスはアートなり!!!」の叫びとともに始まったのは、彼女たちの代表曲『N.E.O.』。フロアからは数え切れないほどの手がステージに向けてあげられ、ピンクのライトがステージを明るく照らす。ユウキとユナの男前なリズム隊に、カナの力強いギター、そしてマナのパワフルボイスがオーディエンスの心を掴んで離さない。

「今日は来てくれてありがとー!CHAIだよー!」「地元ただいまー!」と笑顔でフロアに届け、「たくさんのわがままがあっていいと思う!その元になった曲聴いて!」と『アイム・ミー』がスタート。“わがままなわたしをみて”なかなか言えない心の言葉を代弁するように、素直な言葉が並ぶ。CHAIの音楽は全てを許してくれるような、包み込んでくれるような暖かさで溢れている。

打って変わって全員が「Boo!」と大ブーイングを起こす『ぎゃらんぶー』。マナとカナのパワフルボイス炸裂し、フロアは大盛り上がり。その後、可愛らしさ全開の『ウォーキングスター』、CHAIの大好物“餃子への愛の唄”の曲『ほれちゃった』を演奏し、ボルテージ最高潮のまま本編最後の曲『フューチャー』へ。CHAIとみんなの未来の曲だというこの曲。遠くの未来へ、想像しているよりも広い華やかな世界へとCHAIが連れて行ってくれるのではないかと思うほど、彼女たちの声や音はキラキラと輝き希望に満ちているようであった。ユナの力強いドラムが鳴り止むとステージ上には最高の笑顔が溢れ、本編は幕を閉じた。

オーディエンスの大きな手拍子が始まると、『Center of the FACE!』が流れ始め、ブタの紙製サンバイザーをつけたCHAIが満面の笑みでステージに再登場すると、そのサンバイザーをオーディエンスにプレゼントする一幕も。4人によるキレキレのダンスとパワフルな演奏に、オーディエンスも笑顔で溢れ、『sayonara complex』をラストソングにトゥアー名古屋編の終わりを迎えた。

彼女たちが創り出す音楽、ステージ、空間、全てが最高に可愛くて最高にエキサイティングなアートである。コンプレックス、わがまま、いつのまにか決められていた基準をまとめてひっくり返してしまうようなCHAIの未来はきっとキラキラとした希望の光に満ちているに違いない。きっとこの先どんな夢も歌いながら叶えて行くだろう。CHAIの世界は思っているより何倍も何倍も広いのだから。

文/hono 写真/中磯ヨシオ

▪️セットリスト
01.We Are Musician
02.Sound & Stomach
03.ボーイズ・セコ・メン
04.あのコはキティ
05.自己紹介
06.N.E.O.
07.ハイハイあかちゃん
08.クールクールビジョン
09.フライド
10.アイム・ミー
11.ぎゃらんぶー
12.ウォーキング・スター
13.FAT-MOTTO
14.ほれちゃった
15.フューチャー
(encore)
16.Center of the FACE!
17.sayonara complex

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