

影井公彦
2018.7.31
1,010 ![]()
ロックを読め!!!!!!
ロックを読む———。
その言葉に違和感を覚える人はどのぐらいいるだろうか?
多分、結構な人数がいると思う。
しかし、僕は断言したい。
ロックは『読める』。
こんなことを書いていると小難しい話のコラムだと思われそうだが、そんなことはない。
単純に、ロック漫画の話をしたいのだ。
というのも、先日とあるロック漫画に出会って、BECK以来の衝撃を受けたからに他ならない。
その漫画の名は……『ロッキンユー!!!』
LINK
https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156629659836
あらすじ
高校に入って『打ち込めるもの』を探していた普通の少年タカシは、部活レクリエーションでロックに打ちのめされる。
打ちのめした相手はギターを持った1人の男。
その出会いが、タカシをロックな日々に引き込んでいく。
というような話なのだが、とにかく読んでほしい。
あらすじだけ見て読まずにいるなんてのは、人生の損だ。
『あれ?普通のあらすじじゃない?』なんてのは、重々承知している。
たしかにあらすじを見る限りでは、普通に見える。
だが侮ることなかれ、タカシをロックの世界に引き込んだアキラの世界観がとにかくヤバいのだ。
ギターを持ったロックが好きな少年……こう言われるとなんだか爽やかだが、アキラは違う。
卑屈、だけどどこかで救われたいし、どこかに受け入れられたい、でも絶対に俺は折れない……という簡単に言えばめんどくさい奴だ。
好きな音楽はナンバーガール、イースタンユース、ピロウズ。
僕は現代っ子からこの名前が出てくるとは正直思わなかった。
『ZAZENじゃなくて?』と、アキラに向かって聞きたくなる。
『もう、何年も前に解散したじゃないか』なんて言いそうになって、ハッとした。
アキラに言われそうだ。
「そんなの関係ない、俺が好きなんだ。俺がこのバンドを好きなんだ。何が悪い」
「なんでDEAD END知らないんだよ、アホか」
「ROUGAE知らない世の中が間違ってる」
何度も何度も、心の中でそう叫んだ。
叫び続けた。
決して声には出せない、自分の中の音楽を、叫んだ。
その感覚を、この漫画が思い出させてくれたのだ。
思春期の頃に感じた焦燥感、明日死んでもいいって思いながらも、明日が来るって思っている自分を殺したくなる……。
そんなめんどくさい感情を持っているアキラが、愛おしい。
彼らのロックを、是非とも読んでみてほしい。
では、作品内で出てくる2つの音源を紹介して今回のコラムを〆ます。
また次回!ロック!
NUMBER GIRL / 透明少女
wowaka / ワールズエンド・ダンスホール















