
ツボイ
2019.8.30
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Attractions 1st Limited Single『Satisfaction』インタビュー
「日本全体を巻き込んで世界へ行きたい」
いま全国から熱い視線を集める福岡のバンドAttractionsが、シングル『Satisfaction』をリリースした。UKロックを主軸としながらダンサブルかつサイケ要素をまとい、80's感の漂う今作は、バンドシーンに限らずクラブシーンもアツくさせること必至。カウンターカルチャーとして勝負するバンドの決意が込められた今作について、ボーカルのTAROに話を訊いた。
―まずはバンド結成の経緯からお聞きしてもいいですか?
TARO(Vo): 大学でギターのTAKE君と出会ってバンドを始め、途中からベースのJUN君も入って4人組のバンドをやっていました。そのバンドが解散して全く違うジャンルのサウンドをやろうぜとなり、ドラムのAKIRAを入れて2016年の冬にAttractionsを結成しました。
―その当時はどのような音楽を嗜好されていました?
TARO: 僕らの世代はバンド全盛期で、The StrokesやArctic Monkeys、KASABIANが好きでしたけど、最初のバンドは僕とTAKE君が90年代のオルタナが好きだったので、ラウドめのオルタナティブサウンドでした。Attractionsを結成してからは、スタイリッシュで晴れているよりちょっと曇っているぐらいのUKサウンドを軸に、いろんなジャンルを組み込んでいます。
―バンド名のAttractionsにはどのような意味が込められているんですか?
TARO: TAKEが「Attractionsっていうバンド名よくない?」と言ったんですが、“アトラクション”そのままの意味と、“惹きつける”という意味があって、ジェットコースターのようにスリリングなものを表現できる言葉でいいねと決まりました。
―なるほど。そして7月17日に1stシングル『Satisfaction』をリリースされました。サイケっぽい感じもあり、これまでの楽曲とは違う側面の曲だなと
TARO: 元々僕らはカウンターカルチャーになり得るようなサウンドを持っていて、それをそろそろ表に出そうかといって作ったので、これまでの曲とは違う面もあると思います。
―元々あったものだったんですね。曲を作るにあたりテーマもあったのでしょうか?
TARO: 『Satisfaction』に関しては、ちゃんとしたテーマを持って歌詞を始めました。前作の『DISTANCE』を経て、エッジーなものを作りたいと思い、自分たちに出せる棘は何かと考えてきました。その結果、自分たちが思っている音楽シーンへのフラストレーションを楽曲に昇華しようと思ったのです。そうすることによって自分たちがメインストリームに対するカウンターカルチャーとしてしっかりと活動をできるんじゃないかと。それに、日本全体を巻き込んで世界へ行きたいという気持ちも強いので、元々は英語で歌詞を書いていたけど、今回は日本語で歌詞を書きました。
―歌詞を日本語にしたのはそういう意味があったんですね。サウンドは元々自分たちにあったものとおっしゃっていましたが、Attractionsならではの楽曲に仕上がっているのかなと
TARO: 『Satisfaction』に関しては、アジアのバンドで出せないようなサウンドを作りたいと思って作ったのはあります。ロックすぎても泥臭すぎてもスタイリッシュじゃないし、スタイリッシュすぎてもただオシャレなだけで味気ない。血の味が残るようなものを作りたいなと思って『Satisfaction』を作りました。だからいろんなジャンルを混ぜています。ヒップホップ要素もあるし、2000年代のUKサウンドもニューウェーブ的なサウンドも入っていると思います。
―いろいろな要素が混ざっているんですね。その曲はどのように作られたんですか?
TARO: ギターのTAKE君が1人でコツコツとトラックを作って持ってきてくれたんですけど、最初から「これはシングルでしょ」というぐらい手応えがありました。曲を作っている時は自信を失くしていた時期でもあったけど、今の自分を越えていかないと次のステップにいかないことも表している曲になったので、意思表明にもなっていると思います。元々シャウトしたりモッシュしたりするような精神性はあったので、それを泥臭く聴かせないためというか、その血の味を残しつつもさっぱりしているようなサウンドを目指しました。
―日本語で歌うにあたり、歌い方でこだわった点を教えてください
TARO: 日本語で歌うことはあまり得意じゃないので、レコーディングの時に細かく見ました。日本語っぽくなりすぎると俺らしくないし、日本語が聞こえないようでは伝わらないしというところで、デモの時点からみんなで「こういう歌い方がいいんじゃないか」と話をしたので、すごくこだわっています。
―3曲目に英語バージョンが収録されていますが、英語の方が歌いやすかったですか?
TARO: もちろん(笑)。でも、今回日本語詞にしたことで新たな挑戦をちゃんと提示できたと思っています。もちろん世界を見ていますけど、日本のオーディエンスの皆さんの力がないとそこまで行けないので、そこは巻き込んでいこうかなと思っています。
―それを福岡からやっていこうということですか?
TARO: もちろんです。僕らが思ってるようなことって福岡に限らず、札幌や広島などの地方でも同じような考えを持っている人はたくさんいると思います。それを実現できるかどうかだけで、問われるのは東京のバンドに負けないぐらいの本気と、自己満足で終わってはいけないということだと思います。
―『Satisfaction』はそのアツい気持ちが入っているんですね。そして、9月1日(日)の名古屋CLUB UPSETから東名阪ツアーが始まります。名古屋のお客さんの印象はいかがですか?
TARO: Touch & Goという名古屋のDJイベントを開催しているNEISHI君が、大阪であったSpotifyのイベントを見に来てくれて、自分のイベントに呼んでくれたのが最初の名古屋でした。そのTouch & Goには、ダンスミュージックがすごく好きで来た人や、みんなでワイワイしながらもアツく語る人もいて、すごくいいシーンだなと。だから、9月1日のライブはNEISHI君をDJに入れようかなと思っています。
―それは楽しそうですね。どのようなライブにしたいと考えています?
TARO: 自分たちのサウンドはクールではありますが、お客さんを巻き込むアツいライブを毎回しているつもりです。今回はそれに加え、自分たちの世界観も大事にしようかなと。お客さんを巻き込んでパーティーをしながらも、AttractionsのCool, Bad, Dopeなところを見せたいなと思っています。
―すごく楽しみです。では最後に、そのツアーを楽しみにしているファンへ向けてメッセージをお願いします
TARO: 僕の個人的は夢でもあるんですが、もし日本で成功して海外に行くとなったら、日本のバンドとアジアのバンドがきちんと寄り添えるシーンを作りたい。それって自分たちにしか出来ないと思っています。まだまだ駆け出しですけど、皆さんと一緒に素晴らしくてアツいシーンを作っていきたいと思っているので、応援よろしくお願いします。
Attractions『Satisfaction』Music Video
■リリース情報
『Satisfaction』
1st Limited Single
2019.7.17 発売
1,200円
■LIVE情報
Attractions “Satisfaction” TOUR with Guest
09月01日(日) 愛知 名古屋CLUB UPSET
Guest:Newspeak Opening DJ:NEISHI(Touch & Go)
09月26日(木) 東京 渋谷WWW Guest:AAAMYYY, Black Boboi
09月27日(金) 大阪 梅田NOON+CAFE Guest:Newspeak
10月22日(火祝) 福岡 DRUM LOGOS Guest:SE SO NEON
■オフィシャルHP
https://attractions-music.jp
■プロフィール
2016年結成。俄かに全国から熱い視線を集める福岡のニューストリートカルチャーの一翼を担う4人組バンド。福岡・大名にあるアパレルショップ、BINGOBONGOグループが新たに立ち上げた音楽レーベル”GIMMICK-MAGIC”の第一弾アーティスト。
2017年8月に『Knock Away』を配信リリース。1作目ながらSpotifyでは異例の60万回再生を超え、続く10月にリリースした1st EP『Attractions』はその独自の音楽性から多くのミュージシャン、クリエイターから高い評価を受ける。
2018年3月には「サウス・バイ・サウスウェスト」に出演。ライブを観た現地関係者からのラブコールで急遽追加公演が決定するなど、当地でも反響を呼んだ。2018年夏には「SUMMER SONIC 2018」、「SUNSET LIVE 2018」など大型フェスに出演。2019年3月から開催された東京・大阪・福岡の3都市を巡るツアーもソールドアウト。















