
ツボイ
2019.1.16
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Gacharic Spin Cover Mini Album『Go Luck!』インタビュー
「いろんな意味を掛けてこのタイトルにしました」
幅広いアーティストの楽曲をカバーし、エンターテインメント性溢れる作品に仕上がったGacharic Spin初のカバーミニアルバム『Go Luck!』。彼女たちらしい激しいサウンドからパーティーチューン、そしてバラードまで揃った楽曲からは、Gacharic Spinの新たな一面を見ることができる。その作品についてはもちろん、年内で脱退するパフォーマー1号まいへの想いまで、リーダーのF チョッパー KOGAに話を訊いた。
―11月21日にリリースされたカバーミニアルバム『Go Luck!』を聴かせていただきました。幅広いアーティスト、年代の曲をカバーされていますが、どのような基準で選曲されたんですか?
F チョッパー KOGA(Ba): メンバーとスタッフみんながエンターテインメントだと思う曲をそれぞれ持ち寄って、その中からガチャリックスピンがカバーしたら面白いんじゃないかという曲を選びました。最初は「エンターテインメントだから芸人さんの曲縛りでも面白いね」という話も出たんですけど、もうちょっと広げてみようとなった結果、広がりすぎちゃって(笑)。
―芸人さんの曲も視野に入っていたから50TAさんの曲もカバーされたんですね
KOGA: はい。「バラードを1曲入れたいね」という話があった中で、50TAさんの『涙』はもうちょっとポップでコード進行も全然違うんですけど、それをめっちゃバラードにしたら歌詞がミスマッチしてツッコミどころ満載になって面白いんじゃない?という話になったので、カバーすることになりました。
―結果、壮大なバラードに仕上がりましたね。ちなみに、カバーされた曲は全部知っていました?
KOGA: 原曲はもちろん全部知っています。ポケットビスケッツさんの『YELLOW YELLOW HAPPY』は小学生の時にみんなで歌っていましたし、私たちにもパフォーマーがいるので、「米米CLUBの女版みたいだね」と言われることもあったから、米米CLUBさんの曲を入れるのはメンバー全員一致していて。その中で『Shake Hip!』を選びました。
―カバーは原曲を活かしつつ自分たちの良さも出さなければいけないと思うので、アレンジは難しくなかったですか?
KOGA: 最初に気合を入れすぎてめちゃくちゃ追加したので、原曲の良さを消しちゃって。そこで、一度作り込んでから引いていくことをしました。例えば、『Shake Hip!』のベースラインはもうちょっとスラップ多めだったんですけど、途中から原曲の耳に残るフレーズを活かして弾くようにしたとか。ガチャリックスピンはこういうバンドだと分かるようなアレンジは難しかったけど、すごく楽しかったです。
―その中で、1曲目の『ゴーストルール』はバンドの良さがすごく出ていますね
KOGA: ありがとうございます。『ゴーストルール』は原曲も激しかったので、より自分たちらしくしよう!とアレンジしました。あと、自己紹介の意味で『ゴーストルール』を出せたらいいねということで、プレイヤー一人一人の見せ場がしっかり入っています。2曲目に『Shake Hip!』を持ってきたのは、激しめの曲からパーティーソングまでできるというガチャリックスピンの振り幅を見せたかったからです。それに、自分たちはライブバンドなので、それを象徴する曲を1、2曲目と続けました。
―確かにライブ感ありますね。先ほど小学生の頃に歌っていたというポケットビスケッツの『YELLOW YELLOW HAPPY』は、バンドのイメージからあまり離れていないなと思いました
KOGA: そうですね。『YELLOW YELLOW HAPPY』をメインで歌っているのはキーボードのオレオ(オレオレオナ)なんですけど、オレオのキャラターとすごく合っていたので、オレオが歌うのは割と即決でした。メロディもガチャリックスピンのオリジナル曲では絶対に生まれないラインだから、すごく面白かったです。あと、ちょうどこの曲を作っている時に1日だけポケットビスケッツさんが復活されて、乗っかったと思われるかなと思いましたが、決めてたからやろうと。だから、乗っかってはないです(笑)。
―了解です(笑)。意外だなと思ったのが、SEKAI NO OWARIの曲『RPG』です。どうして彼らのこの曲を選んだのですか?
KOGA: SEKAI NO OWARIさんは、究極のファンタジーのエンタメだと思っていて、あの世界観をGacharic Spinがカバーしたらどうなるかなと。分からないからこそ挑戦しました。
―カバーしてみていかがでした?
KOGA: これまでのGacharic Spinにはない、みんなで合奏しているイメージで作ったので、今までのオリジナル曲の制作では生まれない空気感がありました。自分たちの中のものだけじゃ生まれないものが元にあるから、はなの歌い方もいつもの曲と『RPG』とを比べると全然違って。いろんな発見ができました。Gacharic Spinのオリジナル曲でもこういう世界観の曲ができるようになったらいいなと思います。
―次につながっていくカバー作品になったんですね。そのタイトル『Go Luck!』は“娯楽”と掛けていますよね
KOGA: そうなんですよ。エンターテインメントを日本語にすると娯楽なので。あと、年内でパフォーマーのまいが卒業するので、それぞれの道を頑張っていこうや5人の幸せなど、いろんな意味を掛けてこのタイトルにしました。
―たくさんの意味が含まれているんですね。ジャケットがメンバーそれぞれの仕様になっているのも納得です
KOGA: しかも、全6パターンのCDを後ろにして並べるとひとつの絵になるんですよ。この5人での最後のアルバムになるから、ひとつになる何かを作りたいねということで、後ろのジャケットを並べると可愛いひとつの絵になるようにしました。
―6枚買わないと完成しない仕掛けになっているんですね
KOGA: 実はミュージックビデオとオフショットが全部違うんです。例えば、TOMO-ZOジャケットのCDを買ったら、TOMO-ZOだけ映っているミュージックビデオが入っています。ギターを弾いてる人は手元が分かるし、ダンスを覚えたい人は、まいのCDを買ってもらえればまいだけが映ってるので覚えやすいと思います。
―すごいですね。まいさんは年内での卒業を発表されていますが、メンバー内でどのように送り出そうという話をされています?
KOGA: 暗く終わるのではなく、笑顔で送り出そうというのはあります。だから、ライブも感動的にというより、今までの5人の集大成をやろうという感じで進んでいます。
―応援する雰囲気なんですね
KOGA: バンドは今9周年で、まいと一緒に過ごしているのは6年間なんですよ。中学卒業してからだから、青春時代を全部バンドに費やして一生懸命やってくれたので、20歳過ぎて大人になった今、違うことをしたくなるのは当たり前かなと。だから、お互い頑張っていこうという感じですね。
―まだ若いからこれからというのもありますよね。ちなみに、2018年もあと少しで終わりますが、今年はどんな年でした?
KOGA: メンバーが一人卒業するのもあって、今普通に一緒に過ごしている人が1年後2年後、絶対に一緒にいるとは限らないんだなと。それはバンドに関わらずだと思います。そういう人と過ごす時間を大切にしなきゃいけないなと改めて思った1年でした。
―ずっと一緒にやってきた仲間が卒業となるとより時間の大切さを感じますよね。そして、来年10周年を迎えられますが、その2019年の抱負をお願いします
KOGA: 2019年のスタートは、SHOW-YAの寺田恵子さんとの寺田リックスピンを大阪からスタートします。名古屋は1月20日(火)にE.L.Lでやります。そちらに是非来てほしいのと、来年もいろんなことに挑戦して「えっ!バンドなのにそれ!?」みたいなことをいっぱいやりたいと思っているので、楽しみにしていてください!
Gacharic Spi『ゴーストルール』 Music Video Short ver.
■リリース情報
『Go Luck!』
Cover Mini Album
2018.11.21 発売
9,999枚限定 6タイプ完全生産限定盤
2,600円(tax in)
■LIVE情報
寺田リックスピン
1月19日(土) 大阪 RUIDO
1月20日(日) 愛知 Electric Lady Land
2月03日(日) 東京 TSUTAYA O-WEST
■オフィシャルHP
http://www.gacharicspin.com/
■プロフィール
リーダーのF チョッパー KOGA(Ba)、はな(Vo/Dr)、TOMO-ZO(Gt)、オレオレオナ(Vo/Key)、まい(Performer 1号)の5人からなる超攻撃的&ド派手な“全力エンターテインメントガールズバンド”。年間100本以上のライブをこなし、ベース、ドラム、ギターの3人はそれぞれ教則DVDをリリースするなど個々でも精力的に活動している。2015年にはフジテレビ系アニメ『ドラゴンボール改』のエンディングテーマを担当。2016年〜2017年にハウスウェルネスフーズ“メガシャキ”CM曲としてオンエアされたメジャー3rdシングル『シャキシャキして!!』がスマッシュヒット。2018年4月に3rdアルバム『G-litter』をリリース。国内のみならず海外のフェスやイベントにも出演。その勢いは留まることを知らない!
















