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ライター ツボイ

2019.4.11

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moon drop 2nd Mini Album『スタンドバイユー』インタビュー

「知らないうちに、自分の生活にこの音楽がなくちゃダメだという存在になったらいいな(飛雄也)」

三重県伊勢発のバンドmoon dropが、4月3日に2ndミニアルバム『スタンドバイユー』をリリースした。今年2月、長年不在だったドラムに新メンバー原一樹が加入。ソングライター浜口飛雄也が描く甘酸っぱい楽曲が収録されている今作は、彼らの勢いを感じ取れる。その作品についてメンバー全員にインタビューを敢行。曲への思いを語ってもらった。

―4月3日にリリースされた2ndミニアルバム『スタンドバイユー』のお話を伺う前に、ドラムの原一樹くんが加入した経緯からお聞きしてもいいですか?

原 一樹(Dr): YouTubeでmoon dropを知って好きになり、DMで「叩かせてください」と自分から連絡をしました。

―DMが届いた時はどう思いました?

坂 知哉(Ba): やっと来た!って思いました。

清水琢聖(Gt): 2年くらい前から募集していたけど、これまで一通も来なくて。だから、みんなで「遂に来た!」って(笑)。それから、ドラムを叩いている動画を送ってもらい、見たら「うまっ!」って。

―即採用!と?

清水: もちろん、話し合いもしつつですが。

浜口飛雄也(Vo/Gt): 最初の連絡が、「一回スタジオに入りたいです」じゃなくて、「一緒にご飯を食べに行きたいです」だったのがいいなと思いました。

清水: 初対面は僕らの東京でのライブを見に来てくれた時で、打ち上げにも呼びました。その時、僕は車の中で待機していたんですけど、メンバーが戻ってきたら(原)一樹は(坂)知哉の3つ下なんですけど、知哉のことを呼び捨てにしてて(笑)。

坂: 「おいっ!」みたいな(笑)。一瞬でこいつは呼び捨てしても大丈夫だと思われました(笑)。

原: 一番言いやすいなと思って(笑)。

―いじられキャラでいいじゃないですか(笑)。その原くんが加入して2ヶ月になりますが変わったと感じたことはありますか?

浜口: ライブがやりやすくなりました。

清水: ずっとサポートドラムだったけど、正式にドラムが入って4人体制になったことでだいぶ動きやすくなったと思います。

坂: スタジオにもめちゃめちゃ久しぶりに入りました。

―ちなみに、今作ではドラムを叩いています?

原: 3曲叩かせてもらっています。

―すでに参加してるんですね。作品のリリースは一年ほど空いていますが、曲を溜めていたんですか?

浜口: それが、全く曲ができなくて。最後の1ヶ月ぐらいでバーっと作りました。

坂: めっちゃ作ったよね。

浜口: 最初は2曲しかできてなくて。

清水: でも1曲は再録やから…。

浜口: 1曲しかできてなかったのかぁ。とにかく、最後の1ヶ月でスタジオにこもって作りました。

―それはそれですごいですけどね。今作はどのようなコンセプトで作られたんですか?

浜口: 毎回僕の恋愛の歌だけなので、僕に起こったことを書いているだけです。

―では、『スタンドバイユー』というタイトルにした理由を教えてください

坂: (浜口)飛雄也が「漢字のタイトルがいい」と言っていたので、僕がタイトルをめっちゃ考えて送ったんですけど、急に「やっぱりカタカナがいいって」言い出して。

浜口: カタカナの方が響がいいなと思って。聴き続けていたら、知らないうちに自分の生活にこの音楽がなくちゃダメだという存在になったらいいなと思って付けました。

―その収録曲は、前作と同じく飛雄也くんの恋愛の歌がメインとなっていますが、女々しい歌が多いのは…

浜口: 僕の性格です。

―その中でも『センチメンタルガール』は飛雄也くんのことではないですよね

浜口: そうです。初めて自分以外の恋愛のことを書きました。今までずっと自分の恋愛だけを書いてきたんですけど、初めて第三者目線で書きました。

―どうして第三者目線で書こうと思ったんですか?

浜口: 皮肉たっぷりのトゲトゲしい歌詞を書きたいなと思ったら、あまり好きじゃないカップルがバッと浮かんだので、これは書くしかないと。

―なるほど。自分のことを書くのとどっちが書きやすかったですか?

浜口: 早さで言うと、第三者目線の方がスラスラ書けました。自分のこととなるといろいろ思うところがあって、この言い回しであの時の気持ちは合ってるのかなとかめっちゃ考えてしまうので。第三者目線の歌詞はそこまで深入りしないので、パッと書けました。

―それはあるかもしれないですね。ちょっと気になったのですが、最後の曲『–』は何て読むんですか?

浜口: 曲名がないという意味です。本当はシークレットっぽく入れる予定だったんですけど…。

坂: この曲は、1曲目『エリカ』の目線が違うバージョンです。最初の曲と最後の曲でひとつとして繋げたくて。

浜口: コード進行も一緒になっています。

―狙いを持って作ったんですね。ということは、最後の曲は1曲目の『エリカ』目線で書いた曲だと

浜口: まず、エリカは人の名前じゃなくて、孤独という意味の花言葉です。1曲目は遠距離なので会えない時の自分の気持ちを書きました。最後の曲は会えない時の相手の気持ちを書いています。

―そうだったんですね。ではここで、みなさんの思い入れのある曲を教えてもらえますか?

浜口: 僕は『西大寺より』です。恋愛中に何でこうなるんやろうと、やるせなくなる瞬間がめちゃめちゃあって。今までの僕だったら、そこからサビの歌詞が出なかったと思うんですが、これは自分の悪いところも全部書いて歌ってみようと思ったので書けたのかなと。ライブで、すごく気持ちが入りすぎちゃって歌えなくなるぐらい思い入れのある曲です。

坂: 僕は『淡色夢物語』がすごく好きです。飛雄也からAメロの最初のメロディや大サビなどがパーツごとに送られてきて、それを聴いて組み替えて作りました。完成したらめちゃくちゃいい曲になったので一番のお気に入りです。

原: 僕は『遠恋列車』です。これまで自分がイチからフレーズを考えたことがなかったんですけど、この曲は自分がイチからドラムを作りました。飛雄也さんの歌を活かせるようなドラムを意識して考えたので、お気に入りです。

清水: 僕も『西大寺より』です。この曲が送られてきた時、すごいなと思いました。ギターのフレーズも一番気持ちが入っていたかもしれないです。切ない感じのフレーズを作りたいなと思ったので、そこはめちゃめちゃ意識しました。いい感じにできたと思います。

―現在は飛雄也くんの恋愛の曲がメインとなっていますが、今後は違う曲も書いて歌いたいなというのはあります?

浜口: 今は恋人のことばかり歌ってますけど、大切な人という意味では両親も自分にとって大事なので、その曲を書いたらどうなるんやろうというのはあります。今は恋人以外の曲を書けないですけど、いずれ書けるようになったらいいなと思います。

坂: 飛雄也が歌いたいことを歌えるバンドでいいと思っているので、飛雄也がラブソングじゃないのも歌いたいと言うのなら、僕はそれでいいです。

清水: 僕も同意見です。

―恋愛以外の曲も楽しみにしています。そして、5月18日(土)から今作のリリースツアーが始まります。どんなツアーにしたいですか?

浜口: 今までメロコアとの対バンが多かったので、歌モノの好きなお客さんにもっと聴いてほしい、ライブを見てほしいというのはあります。

坂: バンドの冠が付くツアーはほぼ初めてなので、しっかり一箇所一箇所頑張りたいです。

原: 僕は初めてのツアーになるので、このツアーで成長できるように頑張ります。

清水: 前回のアルバムは新曲よりも再録や前からライブでやっていた曲が多かったけど、今回のアルバムはまだやっていない曲の方が多いので、ツアーで回る各所で、この曲たちを披露できるのが楽しみです。

―お客さんのリアクションも楽しみですね。では最後にそのツアーを楽しみにしているファンへメッセージをお願いします

浜口: スタンドバイユーリリースツアーで各所に最高な新曲を持っていくので、CDを聴き込んでライブハウスへ来てください。一緒に歌いましょう。

moon drop『センチメンタルガール』Music Video

■リリース情報

『スタンドバイユー』
2nd Mini Album
2019.4.3 発売
1,600円(+tax)

■LIVE情報
moon drop 2nd Mini Album“スタンドバイユー” Release Tour 初日
5月18日(土) 東京 渋谷TSUTAYA O-Crest

moon drop “スタンドバイユー” Release Tour
5月25日(土) 福井 CHOP
6月16日(日) 兵庫 神戸 太陽と虎
6月24日(月) 愛知 豊橋club KNOT
6月25日(火) 神奈川 横浜F.A.D
6月27日(水) 東京 八王子RIPS
6月28日(木) 千葉 千葉LOOK
7月14日(日) 富山 SoulPower
7月19日(金) 宮城 仙台MACANA
7月20日(土) 石川 金沢vanvan V4
7月27日(土) 静岡 UMBER
7月28日(日) 三重 伊勢Question
8月07日(火) 茨城 水戸LIGHT HOUSE
8月08日(水) 埼玉 北浦和KYARA
8月09日(木) 群馬 高崎FLEEZ
8月16日(金) 香川 高松TOONICE
8月28日(水) 山口 周南rise
8月29日(木) 福岡 Queblick
8月30日(金) 福岡 小倉FUSE
8月31日(土) 島根 出雲APOLLO

■オフィシャルHP
https://moondrop-mie.jimdo.com

■プロフィール
平均年齢21歳、三重県伊勢市発ロックバンド。2014年結成。浜口飛雄也(Vo/Gt)の作曲センス、甘酸っぱくどこまでも青いメロディーが早耳リスナー達の耳に留まり、2ndデモ『春を待つ』、3rdデモ『花』はデモCDながら、どちらも1000枚完売。その勢いそのままに、2018年5月、全国流通盤となるミニアルバム『花束のかわりに』をリリース。その後、初めてのツアー、レーベルツアー、Zepp Nagoyaのレーベルイベントを経験。2019年2月には長年不在だったドラムに新メンバーが加入。そして、4月3日に2ndミニアルバム『スタンドバイユー』をリリースした。

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